開発環境とは、COBOLプログラムの作成からデバッグまでの一連の作業を円滑に進めるための、コンパイラや各種のツール群の総称のことを指します。
COBOL2002の開発環境製品(COBOL2002 Net Developer)をご購入いただくと、これらの機能を利用して、COBOLプログラムの開発ができます。また、作成したCOBOLプログラムをテストのために実行することも、開発環境製品だけでできます。
こうして完成したCOBOLプログラムを業務などで正規に運用いただく際には、COBOL2002の運用環境製品(COBOL2002 Net Server RuntimeおよびCOBOL2002 Net Client Runtime)をご購入いただく必要があります。運用環境製品は、実行時に必要なライブラリなど、作成したCOBOLプログラムを正規の環境で運用いただくために必要な機能を提供します。
なお、開発にも運用にも利用できる開発・運用環境製品(COBOL2002 Net Server SuiteおよびCOBOL2002 Net Client Suite)もご用意しておりますので、あわせてご検討ください。
開発の延長でテスト実行する場合、COBOL2002 Net Developerだけで実行できます。
ただし、業務システムなど本番環境で運用される場合には、別途運用環境製品(COBOL2002 Net Server RuntimeおよびCOBOL2002 Net Client Runtime)または開発・運用環境製品(COBOL2002 Net Server SuiteおよびCOBOL2002 Net Client Suite)を導入いただく必要があります。
AIX版とLinux版対応製品の開発・運用環境とは、COBOLプログラムの作成からコマンドベースのテストデバッガ、開発したCOBOLプログラムの運用に必要な実行時ライブラリ群の総称のことを指します。
COBOL2002の開発・運用環境製品(COBOL2002 Net Server Suite)をご購入いただくと、これらの機能を利用して、COBOLプログラムの開発および、開発したCOBOLプログラムを運用することができます。
運用環境製品(COBOL2002 Net Server Runtime)は、開発したCOBOLプログラムの運用に必要な実行時ライブラリ群から構成されている製品です。運用環境製品(COBOL2002 Net Server Runtime)は開発・運用環境製品(COBOL2002 Net Server Suite)で開発したCOBOLプログラムを、別な環境で運用する場合に必要な製品ですが、その環境に開発・運用環境製品(COBOL2002 Net Server Suite)がある場合には、必要ありません。