現場の実運用から派生したニーズに日立の最新技術を融合。消防GIS(*1)をはじめとする充実の機能群を備え操作性や視認性に優れたインターフェースを通じて、消防業務のさまざまなシーンにおける情報入力の省力化、情報共有の円滑化、情報活用の効率化を実現します。
- *1
- GIS:Geographic Information System(地理情報システム)
- *2
- AVM:Automatic Vehicle Monitoring System(車両動態管理システム)
特長
Web型システム
- Windows Internet Explorerを起動するだけで利用可能です(ライセンスによる使用制限なし)。端末側に専用アプリケーションの設定を必要としないので、セキュリティを確保した上で、現在他業務でお使いのPCをOA端末として兼用させることもできます。
- サーバーで一元管理するデータは任意のOA端末から登録・編集が可能です。署所のOA業務範囲を拡げることで、作業負荷の分散や情報鮮度の向上、情報共有の円滑化へと繋がります。
システム連携
- サーバーが管理する台帳情報は、指令システム(指令台、指令書、AVMなど)への支援情報として活用されます。また、指令システムから事業情報を取り込み、報告書の作成業務を支援します。本連携を準リアルタイムに実現しますので、最新情報を使った効率的な業務運用が可能です。
- 査察記録や傷病者観察に役立つデジタルペンシステムや、現場で図面ファイルが参照可能なタブレット型ファイリングシステムなど、オプションシステムとの連携にも柔軟に対応できます。
主な機能
機能 |
詳細 |
警防業務 |
災害・救急事案管理、ウツタイン情報管理、消防水利・資機材管理、救急救命講習管理、届出情報管理など |
予防業務 |
防災対象物申請・台帳管理、危険物施設申請・台帳管理審査・検査など業務関連、防火管理者講習管理、石油コンビナート業務管理保安三法業務管理など |
運用管理 |
アクセス権限管理、マスタデータ管理、セキュリティ管理、操作履歴管理など |
共通機能 |
消防庁オンライン報告、データベース検索ツール(任意統計、任意帳票作成)、図面・消防例規管理など |
総務業務 |
職員情報・厚生情報管理、消防団台帳・経理・表彰管理、車両台帳・点検・日誌など管理、被服・貸与品管理など |