PCサーバの一部機種において、Windows NT 4.0 SP5以降にインストールOSをバージョンアップする場合、
同時にSCSIドライバをバージョンアップしますが、その場合、D-ROMドライブのファームウェアバージョンとの整合性をとる必要
があります。なお、SP4以前のバージョンでは整合性の限はありません。(ファームウェアとはCD-ROMドライブ内のメモリに格納されたCD-ROMドライ
ブの動作を制御するためのプログラムです。)今後、SP5以降にOSバージョンをアップする場合、あるいは、既にSP5以降の
バージョンにアップしているお客様におかれましては、整合性のとれたCD-ROM
ドライブのファームウェア(2項参照)をご使用して頂くようお願いします。
CD-ROMドライブのファームウェアの更新(アップデート)の方法につきましては、下記4項の通りです。なお、SP5と整合性のないCD-ROMドライブファームウェア(XS03以前)をご使用の場合は、3項の事象が発生することがあります。
- 対象装置
- 対象システム装置
- FLORA-SS2,FLORA-SC2
- HA8000/40
- HA8000/260
*但し、H11/6月以降出荷の装置につきましては、CD-ROMドライブのファームウェアがSP5と整合性のとれたバージョン"XS07"を適用出荷しているので更新の必要はありません。
- CD-ROMドライブ
- 内蔵CD-ROM装置:PC-UC5224
- 外付けCD-ROM装置:PC-FC7240
(共にシステム上はCR-508という形名で認識されます)
- SP5以降と整合性のとれたCD-ROMドライブファームウェアバージョン
- 事象
CD-ROMドライブにSCSI接続されたデバイスが機能しなくなることがあります。
例えばCD-ROMドライブとDATが1本のSCSIケーブルで接続されている場合、CD-ROMドライブ、DAT共にリード/ライト不可となることがあります。
- ファームウェアの更新方法
CD-ROMドライブのシステム上の形名およびCD-ROMドライブのファームウェアバージョンはOS上で確認可能です。
CD-ROMドライブ形名/ファームウェアバージョンの確認方法、ファームウェアの更プログラムファイル、更新手順等詳を下記データライブラリのページに掲載しています。
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