ページの本文へ

Hitachi

日立ヴァンタラは、「Hitachi iQ」第二弾としてラインアップを拡充しビジネス規模に応じた柔軟なAIインフラソリューションを提供開始

データインフラと関連サービスで、お客さまのAI活用をワンストップで支援

日立ヴァンタラ株式会社

[画像]図:「Hitachi iQ」のラインアップ
図:「Hitachi iQ」のラインアップ

  日立製作所のグループ会社で、データインフラおよびハイブリッドクラウド事業を展開する日立ヴァンタラ株式会社(以下、日立ヴァンタラ)は、お客さまのビジネス規模に応じた柔軟なデータ活用環境の構築を支援するため、AIソリューションのポートフォリオ「Hitachi iQ」の第二弾として、学習・推論用途向けのモデルを本日より提供開始します。
  2024年7月には「Hitachi iQ」第一弾を発表*1し、大量のデータを高速に演算処理できるAIインフラソリューションを提供してきました。
  今回、「Hitachi iQ」第二弾として、推論と学習用途の両方をカバーするスケールアウト型のミッドレンジモデルと、推論用途に適したコンパクトなエントリーモデルをラインアップに追加します。両モデルは、初期投資を抑えつつ、オンプレミス環境でAIの構築・運用が可能なため、データのセキュリティを確保することができます。
  また、AIのコンサルティング・サービスとして、海外で先行して販売開始していた「AI Discovery Service for Hitachi iQ*1」を日本市場向けに10月25日より提供開始します。日立製作所やGlobalLogicが有する豊富なAIの知見やコンサルティングのケイパビリティを活用した本サービスにより、お客さまの生成AI導入をさらに加速し、業務効率の向上や新たなビジネス価値の創出を支援します。

*1
日立ニュースリリース「日立ヴァンタラが、企業のAI対応を支援する「Hitachi iQ」を販売開始」(2024年7月29日)

新ソリューションの特長

(1) 学習・推論向けインフラソリューションのラインアップを拡充
  今回ラインアップに追加したミッドレンジモデルは、初期投資を抑えながら、事業規模に応じた柔軟なスケールアウトが可能です。お客さまの用途に合わせてNVIDIA GPUの搭載枚数を段階的に増やすことができ、推論に加えて、LLM*2の学習にも適しているモデルです。また、オンプレミスで生成AI環境を構築することで、セキュリティ確保されたシステム環境を実現し、機密性の高い企業データの活用を可能にします。エントリーモデルは、推論用途に必要な最小限の構成でのAI活用ができます。両モデルとも、お客さまの業務で長年蓄積した企業のデータを活用することで、生成AIの精度を高め、ビジネス成長に貢献します。

*2
LLM : Large Language Models(大規模言語モデル)

(2) AIコンサルティング・サービス「AI Discovery Service」を国内提供開始
  本サービスは、顧客課題を理解し、具体的な解決策をアジャイルに具現化するDXの上流工程において豊富な実績と知見をもつGlobalLogicと連携しながら提供するもので、お客さまのAI導入を成功させるための、価値の特定、ユースケースの定義、データの評価、戦略的ロードマップの作成を支援します。

(3) As a Service型での提供で初期投資を低減
  「Hitachi iQ」は、As a Service型での利用を選択可能にしており、CAPEX(設備投資コスト)をOPEX(事業運用コスト)化し、コスト平準化や初期投資を低減するとともに、財務上のリスクを回避することが可能になります。スモールスタートや、迅速な容量の拡張が可能となり、ケースに合わせたインフラを柔軟・迅速に確保できます。また、これまで培った日立ヴァンタラのノウハウをベースとした安定稼働支援サービスにより、効率的かつ安定的な運用を支援します。
  また、日立製作所が提供する「業務特化型LLM構築・運用サービス*3」や「生成AI業務適用サービス*3」などの各種サービスと連携して、データインフラからサービスまでワンストップで、お客さまの業務改善を継続的に支援します。

*3
日立ニュースリリース「生成AIの本格的な業務活用に向け、「業務特化型LLM構築・運用サービス」を提供開始」 (2024年8月29日)

価格と提供開始時期

名称 概要 価格 提供開始時期
Hitachi iQ*4
  • ミッドレンジモデル
  • エントリーモデル
推論・学習向けAIインフラソリューション 個別見積 10月25日
AI Discovery Service for Hitachi iQ AIコンサルティング・サービス
*4
As a Service型の提供はEverFlex from Hitachiで行います

関連リンク

商標注記

記載の会社名、製品名などは、それぞれの会社の登録商標もしくは商標です。

日立ヴァンタラについて

日立ヴァンタラは、米国のHitachi Vantaraとの一体運営により、世界をリードするイノベーターに対し信頼性の高いデータ基盤を提供しています。データストレージ、インフラストラクチャ、クラウド管理、そしてデジタルの専門知識を通じて、お客さまが持続的なビジネス成長の基盤を構築できるようサポートし、データ活用によるイノベーションや新たな変革を支援します。

日立製作所について

日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」という3セクターの事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。3セクターの2023年度(2024年3月期)売上収益は8兆5,643億円、2024年3月末時点で連結子会社は573社、全世界で約27万人の従業員を擁しています。

お問い合わせ先

日立ヴァンタラ株式会社 企画本部 マーケティングコミュニケーション部

PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Acrobat Readerが必要です。

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。