ニュースリリース

中国・広州市に日立昇降機のショールームを開設

日立昇降機のショールームの外観

  株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭／以下、日立)の中華人民共和国(以下、中国)における昇降機の製造・販売・サービス会社である日立電梯(中国)有限公司(総裁:水本 真治／以下、日立電梯(中国))は、同社が中国で展開するエレベーター、エスカレーター事業における、部品や製品、さらには据付、メンテナンス、リニューアルといったサービスに至る一連のソリューションを実機や映像などを交えて紹介するショールームを、広州市科学城にある日立電梯(中国)の生産拠点内に建設し、3月23日に開所式を開催しました。

  日立電梯(中国)は、2015年10月に設立20周年を迎え、今回のショールーム開設はその記念事業の一環として実施されたものです。ショールームは、広州市が開発したハイテク工業地域である科学城の中で操業を行っている日立電梯(中国)の生産拠点内に位置し、2,500m²の敷地に新たに地上3階建で建設されました。
  展示室には、エレベーター、エスカレーターの部品、製品などの実機をはじめ、プロジェクションマッピングを用いて世界最高速エレベーターの技術を紹介する映像コーナー、製品の据付からメンテナンス、リニューアルといった一連のサービス体制を説明するパネルなどがあります。また、データセンターを設置し、実際の昇降機の稼動データを収集・解析することにより、製品ライフサイクルを通じたメンテナンスやリニューアルの提案を行います。新規に昇降機を設置する顧客だけでなく、メンテナンスやリニューアルを検討している顧客に向けて、日立と日立電梯(中国)の技術力、総合力、ブランド力をアピールしていきます。

  日立は中国において、1980年以降昇降機事業を本格的に展開しており、1995年には広州市に日立電梯(中国)の前身である広州日立電梯有限公司を合弁会社として設立しました。その後中国昇降機市場の拡大に応じて、生産量、販売網を拡充させるとともに、広州市に建設中の大型複合ビル「広州周大福金融中心」向けに、世界最高速となる分速1,200m(時速72km)の超高速エレベーター(2016年竣工予定)の開発、受注に成功するなど、中国昇降機市場をリードするメーカーに成長しています。
  日立と日立電梯(中国)は、販売・サービス拠点の拡大などにより、今後も新設受注のみならず、メンテナンスやリニューアルを含めたサービス事業にも注力し、昇降機のライフサイクル全体を通じて中国での昇降機事業を拡大するとともに、安全で快適な昇降機を提供し続ける企業として、中国社会に貢献します。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 都市開発システム社 カスタマー・サポートセンター
TEL : 0120-508-104 (フリーダイヤル)

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