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2013年7月23日
株式会社日立産機システム

トップランナー変圧器「SuperトップランナーⅡ」シリーズをモデルチェンジ

「SuperトップランナーⅡ」シリーズ([画像左]油入変圧器、[画像右]モールド変圧器)
「SuperトップランナーⅡ」シリーズ(左:油入変圧器、右:モールド変圧器)

  株式会社日立産機システム(取締役社長:青木優和/以下、日立産機)は配電用変圧器の第二次判断基準に適合した製品(以下、「トップランナー変圧器2014」)である、「SuperトップランナーⅡ」シリーズをモデルチェンジし、8月1日から注文の受付を開始します。

  高圧受配電用変圧器は、2003年4月に改正施行された「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(省エネ法)により産業用電機機器として初めてトップランナー方式の「特定機器」に指定され、油入変圧器は2006年度(モールド変圧器は2007年度)から、省エネの目標基準を達成することが義務付けられています。さらに、2014年度からは省エネ法の第二次判断基準を反映したJEM規格*1(日本電機工業会規格)およびJIS*2(日本工業規格)を満足する製品であることが求められます。
  日立産機では「トップランナー変圧器2014」のエネルギー消費効率を達成した「SuperトップランナーⅡ」シリーズを2012年10月から発売していますが、今回のモデルチェンジにて、下記の改良を加え大幅な進化を遂げました。

モデルチェンジにおける改良点

  • (1)地震災害を想定し、変圧器の信頼性アップに取り組みました。実機試験により変圧器の変位量を検証しています。
  • (2)良質な鉄心材料の採用と、最適な鉄心フォルムの設計により、現在のトップランナー変圧器*3からさらなる低騒音化を実現しました。
  • (3)保守・メンテナンスでの使いやすさを考え、油入変圧器は排油弁、監視装置を標準装備*4とし、ダイヤル温度計(オプション)は最高温度指針付としました。

  日立産機では今後も「SuperトップランナーⅡ」シリーズの拡充を進めてまいります。また省エネ性能がさらに優れる超高効率変圧器「SuperアモルファスX」シリーズも発売中です。今後もお客さまの省エネニーズに即した受配電設備の省エネソリューションビジネスをご提供し、環境製品の拡大により2014年度に配電用変圧器の国内シェア40%をめざします。

*1
油入変圧器…JEM 1500:2012「特定機器対応の油入変圧器における基準エネルギー消費効率」
モールド゙変圧器…JEM 1501:2012「特定機器対応のモールド変圧器における基準エネルギー消費効率」
*2
油入変圧器…JIS C 4304:2013「配電用6kV油入変圧器」
モールド変圧器…JIS C 4306:2013「配電用6kVモールド変圧器」
*3
日立産機標準変圧器「Superトップランナー」シリーズとの比較
*4
75kVA以上の機種に限る

発売機種

相数 定格容量
(kVA)
周波数
(Hz)
電圧仕様(V) 結線 適合規格*2
一次電圧 二次電圧
単相 10,20,30,50 50
または
60
R6600-F6300-6000 210-105 単三専用

【油入変圧器】
JIS C 4304:2013

【モールド変圧器】
JIS C 4306:2013

75,100,150
200,300,500
F6750-R6600
-F6450-F6300-6150
三相 20,30,50 50
または
60
R6600-F6300-6000 210 結線記号-結線記号
75,100,150
200,300,500
F6750-R6600
-F6450-F6300-6150
結線記号-△
750,1000 △-△
1500,2000 50 420-242 △-結線記号
60 440-254

お問い合わせ先

株式会社日立産機システム 事業統括本部 受配電・環境システム事業部
[担当:天兒、山下、水谷]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地 AKSビル
TEL : 03-4345-6076(直通)

以上

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