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2008年3月31日
株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)と、日立のグループ会社で情報・通信システムの統合サポートサービス事業を行う日立電子サービス株式会社(社長:百瀬 次生)は、アイコム株式会社(以下、アイコム)製の無線LANアクセスポイントに対応した、無線LAN位置検知システム「日立AirLocation™II AP-50Wシステム」を、4月1日に発売します。
製品名 | 価 格 | 出荷開始時期 |
---|---|---|
日立AirLocationII AP-50Wシステム | 個別見積 基本システム:1,850,000円(税込み) |
2008年4月下旬 |
項 目 | 概 要 | 数 量 |
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AP-50W AirLocationII対応モデル | 位置検知機能を備えたアクセスポイント | 4台 |
AirLocationIITag-w | 無線LAN電波の発信タグ (41mm×18mm×58mm、40g) |
5個 |
AirLocationIITag-w充電器 | AirLocationIITag-w用充電器 | 2個 |
AirLocationIIエンジン | 位置検知ソフトウェア | 1式 |
AirLocationIIステーションマネージャ | 端末の管理/ビューワソフトウェア | 1式 |
近年、工場やプラント、工事現場では、音声・データ通信サービスを低コストで利用可能な、無線IP電話の導入が進んでおります。また、作業の効率化や安全性向上の観点から、作業員や車両等の位置をリアルタイムで検知し、管理したいという需要も高まりつつあります。
このような背景から、日立は、日立の無線LAN位置検知システム「日立AirLocationII」とアイコムの無線LANアクセスポイント「AP-50W(AirLocationII対応モデル)」を組み合わせた無線LAN位置検知システム「日立AirLocationII AP-50Wシステム」を開発しました。
「日立AirLocationII AP-50Wシステム」で使用するアクセスポイントは、アイコムの「AP-50W」をベースに「日立AirLocationII」用に改良した「AP-50W(AirLocationII対応モデル)」で、「AP-50W」と同様に小型・高機能を特徴としています。また、従来の「日立AirLocationII」は、「TDOA(Time Difference of Arrival:到来時間差)方式」に基づく三辺測量と、位置検知対象が発する電波の強度によって大まかなエリア特定を行う「RSSI(Received Signal Strength Indicator:受信電界強度)方式」の併用により、位置を検知していますが、「日立AirLocationII AP-50Wシステム」では、「RSSI方式」のみでの位置検知を行います。このため、位置検知の機能は限定的にはなりますが、無線LAN端末を持つ人やモノの在室管理を、手軽に行うことができます。
今回、「日立AirLocationII」ラインアップに「日立AirLocationII AP-50Wシステム」が加わったことにより、無線IP電話やRFIDタグをはじめとする無線LAN端末の所在確認が可能な位置検知システムを、容易にかつ従来システムの約2分の1という低価格で導入することが可能になります。
株式会社日立製作所 ワイヤレスインフォベンチャーカンパニー [担当:荻野]
〒101-8608東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-4376 (代表)
日立電子サービス株式会社 ソリューション営業部 営業第1グループ [担当:坂田]
〒108-0073 東京都港区三田三丁目13番12号
TEL : 03-5441-9402 (直通)
以上