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10月20日〜22日にかけて、埼玉県朝霞市朝霞中央公園野球場で、日本リーグ 1部第9節が行われた。我が日立ソフトウェアは、初日の日立マクセル戦は初回裏、 山田の先制タイムリー三塁打で先制。その後、8安打を放ちながらも打線の繋がりを 欠いて追加点が取れない状況が続くが、5回裏、山田が足で稼いだ打点を挙げ、遠藤、 瀬川のリレーで完封勝ち。翌日の大鵬薬品戦は恒例の乱打戦。しかし、馬渕、森下、 杉山の2ラン3発など10点を挙げて相手を突き放す。最終日のホンダ戦では、初回、 山田のタイムリー二塁打で先制するが、直後に追いつかれ、そのまま終盤へ。しかし、 6回表、杉山の決勝二塁打を皮切りに、溝江、西山のタイムリーで一挙3点を奪って 突き放した。なお、この節で山田が盗塁と安打のリーグ記録を更新。また、我が日立 ソフトウェア以外に日立&ルネサス高崎、豊田自動織機、レオパレス21が決勝トー ナメント進出を決定。決勝トーナメントの進出チームは昨年と同じ顔ぶれで、最終の 順位は第10節(最終節)の結果次第となっている。 その第10節(最終節)は10月28日〜29日、地元横浜市保土ヶ谷公園野球場 で行われる。 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。 | |||||||||||||||||||||||||||
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対 日立マクセル戦(10/20 日立ソフトウェア14勝4敗) 山田、先制タイムリー三塁打! 追加点も俊足で挙げ、盗塁記録も更新!
【三塁打】山田(1回) 【二塁打】馬渕(3回) 【盗塁】溝江(2回),山田(5回) ◎先発の遠藤は初回表、二死を簡単に取るものの続く打者にレフト前ヒットを 許し、さらに内野のエラーで一、二塁と走者を背負う。しかし、ここは踏ん 張って後続を断つ。 ◎その裏、先頭の西山が絶妙のセーフティバントを決めて出塁。森下が確実に 二塁に進めると、山田がチェンジアップを引き付けて、左中間への三塁打! 早々と先制点を挙げて主導権を握る。 ◎遠藤は続く2,3回を簡単に三者凡退で片付ける。4回表、先頭打者に四球 を与えるが、送りバントを森下が二塁で封殺。さらに続く打者の際に鈴木由 が牽制で一塁走者を刺すなど、守備陣が遠藤を盛り立てる。 ◎一方、打線は4回まで毎回のランナーを出すものの、打線が繋がらず、なか なか追加点を奪えない展開。 ◎しかし、5回裏、先頭打者の溝江がレフト前で出塁。続く西山のエンドラン が内野安打となり一、二塁の絶好のチャンス。森下は強攻策で併殺に倒れて 二死三塁となり、続く山田はショートゴロに打ち取られるが、俊足で一塁に ヘッドスライディング! これがセーフとなり、自慢の足で打点を稼ぐ奮闘。 ◎さらに山田はすかさず二塁への盗塁を決め、自身が新人の時に作った盗塁の リーグ記録12個を更新する13個目。 ◎6回表、遠藤は先頭打者に三塁線を破られるが、続く打者の送りバント失敗 や離塁アウトなどにも助けられ、最終回は瀬川が登板し、クリーンナップと 対戦。いきなりの内野安打を許すが、4,5番を自慢の速球で連続三振に仕 留めるなど堂々のピッチングを見せ、完封リレーで締めくくった。 ◎なお、この日の他チームの試合結果により、8年連続10回目の決勝トーナ メント進出が決定した。 | |||||||||||||||||||||||||||
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対 大鵬薬品戦(10/21 日立ソフトウェア15勝4敗) 馬渕、森下、杉山、2ラン3発! 両チーム毎回安打の乱打戦を制する
【本塁打】馬渕(1回:3号2ラン),森下(2回:2ラン),杉山(3回:2号2ラン) 【二塁打】馬渕(4回) 【盗塁】山田(4回) ◎この対戦カードは不思議と毎年、毎試合、乱打戦。この日も例外なく壮絶な 打撃戦で幕を開ける。まずは初回表、先頭の西山が四球で出塁し、二死二塁 で馬渕がセンターにライナーで放り込む第3号2ランで先制。 ◎しかし直後に遠藤が一死から死球で歩かせ、クリーンナップに3連打を許し、 すぐに同点に追いつかれる。なおも、一死一、三塁のピンチが続くが、なん とか踏ん張って切り抜ける。 ◎同点とされた直後の2回表、先頭の鈴木由が四球で出塁。鈴木由は三塁まで 進み、二死から西山がセンターに弾き返し勝ち越しに成功。さらに続く森下 が特大の一発をレフトに放り込んでこの回3点。 ◎3回表にはヒットの馬渕を塁に置き、杉山がライトフェンスぎりぎりに放り 込む2号2ランで7点目。さらに4回表には前の2打席、会心の当りを好捕 され、打率を落とした山田がレフト前ヒット。(山田はこれでシーズン29 安打のリーグ記録に並ぶ)続く馬渕は右中間二塁打で8点目。さらに一死三 塁で来條が後半戦初打点となるヒットをレフト前に放って9点目。 ◎遠藤は2,3回もヒットを許すが無得点に抑え、4回裏からは鈴木真が登板。 鈴木真はいきなり初球をセンターに放り込まれて失点。さらに、5回裏にも 相手4番にセンターに運ばれるホームランを喫する。 ◎このカードの乱打戦は過去に負けなしであり、6回表、杉山の四球と来條の ヒットで二死一、二塁とし、代打の片山が三遊間を破るヒット。この打球を レフトがファンブルする間に走者が還って10点目。最終回には西山がこの 試合4本目のヒットでリーグタイ記録。馬渕はサイクルヒットを逃したが、 チームは毎回安打を達成。 ◎投げては6回途中から佐藤がリリーフ。佐藤は6,7回とヒットは許すもの の要所を締めて無失点。両チーム毎回安打の乱打戦を制し、前半戦のスコア とまったく同じ10−4で勝利した。 | |||||||||||||||||||||||||||
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対 ホンダ戦(10/22 日立ソフトウェア16勝4敗) 終盤の6回、杉山、勝ち越し二塁打! 山田、安打数のリーグ記録更新!
【二塁打】山田(1回),杉山(6回) 【盗塁】山田(1回),馬渕(1,7回) ◎初回表、相手先発のカレンから先頭の西山が足で稼ぐ内野安打で出塁。すか さず森下が送ると、山田がレフトオーバーのエンタイトル二塁打を放ち早々 と先制。(山田はこのヒットで30本目となり、リーグ記録を更新) ◎しかしその裏、一死から遠藤が死球で歩かせると、続く打者に二塁送られ、 続く4番はセンター前にゆるく転がるゴロ。山田がバックホームするものの、 当りが弱かった分だけ間に合わず、すぐに同点に追いつかれる。さらに続く 打者にライトに運ばれて一、三塁となるが、勝負どころは三振で断ち切る。 ◎打線は2回を除き5回まで毎回のランナーを出すものの、速球と落ちる球に タイミングが合わず6三振を奪われ、なかなか相手エースを攻略できない。 ◎しかし、遠藤も踏ん張る。2回を除くと、ヒットで毎回のランナーを許しな がらも要所を抑えて得点を与えない。 ◎終盤の6回表、先頭の山田が四球を選んで出塁。勝負どころと見たかベンチ は4番馬渕に送りバント。馬渕のバントはプッシュ気味になり、野手の間に 転がって一、二塁。ここで杉山が右中間に二塁打を放って勝ち越しに成功。 ◎さらに無死二、三塁のチャンスが続くが強攻策で来條、鈴木由がランナーを 返せず二死となる。しかし、代打の鮫島が四球を選んで満塁とすると、溝江 が初球をセンター前に運び貴重な追加点。さらに西山もセンターに弾き返し、 この回、一挙に3点を奪って突き放す。 ◎遠藤は6,7回共に走者を背負うが、最後のバッターをライズで三振に仕留 めてゲームセット。チームはこの節、3連勝で、決勝トーナメント2位以内 とするためには、絶対に負けられない最終節の戦いに臨む。 | |||||||||||||||||||||||||||
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記録&記事:徳田政昭,桐越信一 |