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10月28日〜29日にかけて地元横浜市保土ヶ谷公園野球場で、日本リーグ1部 第10節(最終節)が行われた。連日、地元の大応援団が声援を送る中、我が日立ソ フトウェアは、初日のトヨタ自動車戦は打線が奮わず、相手エース、ゴアールの前に 3安打完封負け。しかし、翌日のレオパレス21戦では終盤の5回裏、溝江のタイム リー二塁打で挙げた1点を遠藤が守り抜いて完封勝利。この結果、レオパレス21、 日立&ルネサス高崎と共に17勝5敗で並ぶものの、3チームのお互いの対戦成績に より2位での決勝進出となった。(決勝進出は8年連続10回目) 決勝トーナメントは、11月11日〜12日、京都府西京極球場で行われる。 連日、多くの皆様のご声援、ありがとうございました。 |
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対 トヨタ自動車戦(10/28 日立ソフトウェア16勝5敗) 遠藤、5回につかまり2失点 打線奮わず、3安打完封負け
◎決勝トーナメント2位以内の進出をかけ、負けられない今節。しかし、打線 は相手エース、ゴアールの前に沈黙。3回まで走者を一人も出せない展開と なる。 ◎一方、先発の遠藤は制球が定まらず、ボールが先行する苦しい立ち上がり。 2回裏は先頭打者にライトへ運ばれるなど、一死一、三塁のピンチを招くが、 なんとか踏ん張る。さらに4回裏、一死二塁のピンチも持ち前の粘りの投球 で後続を断ち、得点は与えない。 ◎なんとかしたい打線は、5回表、先頭の杉山がライト前で出塁。続く来條が 二塁に送り一死二塁。さらに鈴木由が四球を選んでこの試合初めての得点圏 でのチャンスを作るが、後続が抑えられ点に結びつかず。 ◎その裏、遠藤が先頭打者にヒットを許し、続く打者の送りバントを内野陣が 二塁に送球するフィルダースチョイス。無死一、二塁のピンチで続く打者に 左中間を破られ失点。さらにレフト前ヒットでこの回2点を奪われる。 ◎追いつきたい打線は6回表には四球、最終回は来條の内野安打で走者を出す ものの、結局得点できず。最後まで相手エースを攻略できず3安打完封負け を喫した。 ◎これによりチームはこの時点で4位となったが、明日の上位4チームの直接 対決の結果次第では、2位での決勝進出の可能性も残されており、最終戦は 絶対に負けられない戦いが続く。 ◎また、山田は4回表にチーム初ヒットとなるライト前ヒットを放ち、リーグ 安打記録を32本に伸ばした。 |
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対 レオパレス21戦(10/29 日立ソフトウェア17勝5敗) 溝江、殊勲のタイムリー二塁打! 遠藤、完封で最終戦を飾る
【二塁打】森下(4回),溝江(5回) ◎決勝トーナメント進出の順位をかけた上位チームの直接対決。相手エースの ローチをいかにして打線が攻略するかが試合のポイント。その打線は初回裏、 二死から山田が四球を選んで出塁してチャンスを作り、すかさず盗塁で二塁 に進むものの、この際に離塁アウトを取られて好機を生かせず。 ◎一方、先発の遠藤は初回表、先頭打者を内野ゴロに打ち取るが、ここでいき なりの内野失策でランナーを背負う。しかし、続く打者の送りバントを来條 が素早く二塁に送球し併殺を完成。さらに3番打者のホームラン性の当たり を山田が好捕し、遠藤はわずか3球で初回を切り抜ける。 ◎続く2回表、遠藤は先頭打者にヒットを許して無死一塁。続く打者のエンド ランは空振りとなり、鈴木由がランナーを二塁で刺してピンチを切り抜ける。 ◎打線は4回表、先頭の森下が初球を狙うと、目の覚めるような鋭い打球が左 中間を抜け、無死二塁と絶好の先制チャンス。さらに一死三塁で馬渕がエン ドランを仕掛けるが、内野の正面に良い当たりが飛び、森下がホームで封殺 されてなかなか得点を奪えない。 ◎遠藤は4回表には二死からの連打で一、二塁。5回表にはヒットと内野陣の 失策で一、二塁と走者を背負うものの、後続を打ち取って1点も与えない。 ◎なんとかしたい打線は5回裏、先頭の来條がライト前で出塁。二塁に送れず 一死を取られるが、鮫島がピッチャー強襲のヒットで一、二塁とチャンスを 広げる。ここでバッターはこの試合、2失策と守備に精彩を欠いていた溝江。 しかしここで溝江は、守備のミスを取り返す値千金の左中間二塁打! 先制 の二塁走者の鈴木由に続き、一塁から鮫島もホームを狙うがこれは惜しくも タッチアウト。しかし、終盤で貴重な1点をローチからもぎ取る。 ◎1点をもらった遠藤は6回表、ヒットを許してこの試合3回目となる無死の 走者を背負うが、一死二塁から三振、レフトフライで切り抜けると最終回は きっちりと3人で片付けてゲームセット。地元でのリーグ最終戦を完封勝利 で飾り、決勝トーナメント2位進出を果たした。 |
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決勝トーナメント | ||||||||||
京都府京都市/西京極球場 | ||||||||||
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記録&記事:古園敏幸,桐越信一 |