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10月10日〜12日にかけ(9日が雨天順延)、群馬県高崎市城南球場で日本リ ーグ1部第8節が行われた。初日は雨で流れたため、二日目に予定されていた日立& ルネサス戦が初戦となったが、投手陣が崩れて大量失点で完敗。翌日のミキハウス戦 も打線の不振により完封負けを喫し、今シーズン初の連敗となる。最終戦の太陽誘電 戦では3連敗を避けたい気迫が前面に出て、初回に挙げた1点を守備陣が死守。この 結果、通算成績14勝4敗で日立&ルネサス高崎、レオパレス21と共に同率首位に 並んでいる。 第9節は10月16日〜17日、岐阜県岐阜市長良川球場で行われる。 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。 | |||||||||||||||||||||||||||
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対 日立&ルネサス高崎戦(10/10 日立ソフトウェア13勝3敗) 投手陣崩れて大量失点 散発3安打完封負け
【盗塁】山田(3回),西山(3回) ◎先発の入山は初回表を簡単に三者凡退に切って取り、上々のスタートを見せ るものの、続く2回表、一死から右中間二塁打を許し、二死後、左中間への 二塁打を喫して早くも1点を先行される。 ◎一方、打線は相手エース上野を攻略できず、2回までランナーは四球の森下 のみ。しかし3回表、筒井が敵失で出塁し一死後、山田が一、二塁間を抜い てチャンスを広げる。さらに二死後、西山、山田がダブルスチールを決めて 二、三塁と一打逆転の場面を作るが後続無し。 ◎入山は3,4回と三人で片付けるが、5回裏、ヒット2本と四球の一死満塁 の場面でレフト前に運ばれ、追加点を奪われる苦しい展開。代わった遠藤も 2点タイムリーを喫してこの回一挙に3点を奪われる。 ◎さらに6回裏、守備の乱れなどにより遠藤が2点を追加され、今シーズンの 試合で2点以内に抑えてきた投手陣が崩れ大量6失点。打撃陣は山田、亀田、 西山のヒット3本に抑えられ完敗した。 | |||||||||||||||||||||||||||
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対 ミキハウス戦(10/11 日立ソフトウェア13勝4敗) 打線、重症 今シーズン初の連敗を喫する
◎初回裏、先頭打者の山田がライト前ヒットで無死のランナーとして出塁し、 二塁に送って先制チャンスを作るが決定打無し。さらに3回裏には、先頭の 来條がセンター前ヒットで出塁。確実に二塁に送って一死二塁と好機を作る ものの、ここでも決定打が出ず、無死のランナーを二回とも返せない。 ◎一方、先発の遠藤は初回を三人で片付ける立ち上がり。しかし2回表、先頭 打者に四球を与え二死二塁から左中間二塁打を喫し早くも先制点を奪われる。 1点は奪われるものの、その後は踏ん張り4安打に抑えて味方の反撃を待つ。 ◎しかしながら、打線が深刻な打撃不振。4回以降は相手エース、メラニー・ ローチに対し一人のランナーも出せない苦しい展開。先の日本選手権も含め ここ4試合で10安打、一試合平均2.5本しか打てず、21イニング得点 無し。自慢の打線が完全に沈黙状態に陥り、今シーズン初の連敗を喫した。 | |||||||||||||||||||||||||||
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対 太陽誘電戦(10/12 日立ソフトウェア14勝4敗) 初回に挙げた1点を守備陣が気迫で守り抜く!
【二塁打】西山(3回),来條(6回) 【盗塁】亀田(1回) ◎なんとか3連敗だけは避けたい想いが初回から表れる。まずは先頭の山田が センター前ヒットで出塁。一死後、この日3番に入った亀田がレフト前に落 として一、三塁。二死となるものの、新海の打席で、亀田がタッチをかいく ぐり二塁への盗塁に成功。この間に山田が生還し、早々と1点を先行する。 ◎ここまで深刻な打撃不振に苦しんだ打線は3回表、西山のレフトへの二塁打、 4回表、先頭の新海の投手強襲ヒットなどでチャンスを作るが決定打が無い。 6回表には来條がライト頭上を越える当たりを放つものの、三塁で封殺され るなど、ヒットは出るがなかなか追加点を奪えない展開となる。 ◎一方、先発の遠藤は5回まで2安打とまったく危なげないピッチング。6回 裏、先頭打者にヒットを許し、さらに守備の乱れで一死二塁と初めて得点圏 にランナーを背負う。続く打者がシュートゴロの間、二塁ランナーが三塁を 狙うが、この3連戦、黒田に代わって先発している一塁の田中が三塁の新海 に素早く送球。新海もしっかりプロックして、ピンチを併殺で切り抜ける。 ◎なんとか追加点の欲しい打線は最終回、先頭の森下がライト前ヒットで出塁。 一死後、代打杉山が今シーズン初ヒットとなる内野安打でチャンスを広げる。 続く山田はセンター前へのクリーンヒット。代走の溝江が俊足を飛ばし二塁 から一気にホームを陥れ、ヘッドスライディングでベースタッチ! しかし 判定は惜しくもアウト。絶好の追加点を逃す。 ◎その裏、遠藤がクリーンナップを迎え、先頭打者にレフト前ヒットを許して ピンチを招く。続く4番打者の当たりは、左中間への大きな二塁打。しかし、 山田、新海の中継から鈴木に渡り、鈴木がガッチリとブロックして本塁封殺! 前の回の借りを返す。なおも遠藤は一死二塁と得点圏に走者を背負うものの 後続をキッチリと打ち取り、守備陣の気迫の守りで初回の1点を死守した。 | |||||||||||||||||||||||||||
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記録&記事:桐越信一 |