| HITACHI HOME | UP | | ![]() |
![]() ![]() ![]() |
![]() |
9月11日〜12日にかけて、日本リーグ1部第7節が大阪府八尾市立山本球場で 行なわれた。我が日立ソフトウェアは初日の豊田自動織機戦では、初回に1点を先行 されるものの、すぐにその裏、馬渕の右中間三塁打で同点。3回裏には一死満塁のチ ャンスに亀田の内野安打で勝ち越し点を挙げると、この1点を遠藤が最後まで守り抜 いて完投勝ち。翌日のデンソー戦は相手エースの攻略の糸口をつかめず、さらに守っ てはピンチの連続。しかしながら投手陣の踏ん張りでなんとか凌ぎ、タイブレークへ。 延長8回、二死三塁で西山がセンター前に貴重な決勝タイムリー! 苦しみながらも 連勝を飾り、後半戦すべて1点差勝ちの4連勝。 この結果、通算成績を13勝2敗とし、単独首位に踊り出た。 第8節は10月9日〜11日、群馬県高崎市城南野球場で行われる。 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
![]() ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||
対 豊田自動織機戦(9/11 日立ソフトウェア12勝2敗) 馬渕、同点三塁打! 亀田の勝ち越し打を遠藤が守り抜く
【三塁打】馬渕(1回) 【二塁打】亀田(5回) 【盗塁】来條(4回) ◎初回表、先発の遠藤が先頭打者を四球で歩かせ、さらに守備陣のフィルダー スチョイスで無死一、二塁といきなりのピンチ。一死後、遠藤はさらに死球 を与え満塁の走者を背負う。続く打者の当たりはセンターへのフライ。三塁 走者は山田の強肩を恐れタッチアップを控えたが、山田がまさかの本塁暴投。 遠藤はノーヒットで1点を早くも失う苦しいスタートとなる。 ◎しかしその裏、一死後、西山がライト前ヒットで出塁。新海が二塁に進めて 主砲の4番馬渕に託す。打率4割を超す馬渕は見事期待に応え、相手先発の 高山から右中間への三塁打! すぐさま1点を返し試合を振り出しに戻す。 ◎遠藤は立ち上がりこそコントロールに苦しむが、チェンジアップが決まりだ した2回から4回の3イニングは、きれいに三人ずつで片付ける。 ◎3回裏、先頭打者の山田が絶妙のセーフティーバントで出塁し、さらに相手 野手の悪送球を誘って二塁に進む。ここで相手投手は高山からM・スミスに 交代。しかし、続く西山がセンター前に運んで無死一、三塁とチャンスを広 げる。新海は惜しくもセンターライナーに倒れるが、続く馬渕が四球で歩き 一死満塁とすると、5番亀田の叩きつけるバッティングが内野安打となり、 三塁走者の山田が生還し逆転に成功。貴重な勝ち越し点を奪う。 ◎この1点を遠藤が粘りの投球で守り抜く。5回表は二死から三者連続ヒット を許して二死満塁、6回表も二死から死球とヒットで一死一、二塁と逆転の ランナーを背負うものの、後続を退け1点も与えない力投を続ける。 ◎最終回には一死からヒットと死球で二人のランナーを背負うが、最後は強打 者M・スミスのセンター前へ抜けそうな強烈な当たりを、自らの守備で止め てゲームセット。粘りの完投で大きな1勝をチームにもたらした。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
![]() ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||
対 デンソー戦(9/12 日立ソフトウェア13勝2敗) 延長8回、西山、決勝タイムリー!!
◎初回表、先頭の山田がストレートの四球を選んで出塁し三塁まで進むものの 得点できず。続く2回表には先頭の亀田がライト前ヒットで出塁するが決定 打が出ず、2イニング連続して無死のランナーを生かせない展開となる。 ◎一方、先発の入山は初回を簡単に三人で片付ける快調な立ち上がり。しかし 2回裏、一死から連続ヒットと四球で二死満塁のピンチを招く。ここは力で ねじ伏せるが、続く3回裏にはやはり一死から連続ヒットを許す。ここも踏 ん張って1点も与えない力投を続け、打線の援護を待つ。 ◎その打線は相手エース増淵を攻略できず、4回までヒットは亀田の2本のみ。 5回表、二死から田本の今シーズン初ヒットと山田のレフト前でチャンスを 作るが後続無し。 ◎5回裏、入山が先頭打者にレフト前ヒットを許し、さらに一死後、投手前の バントを内野安打にしたところで、ベンチは遠藤−鈴木のバッテリーにスイ ッチ。その遠藤は自らの好守備などで見事に火消しの役目を果たす。 ◎遠藤は続く6回裏、ヒットで出たランナーに盗塁を決められ二死二塁。次の 打者がセンター前に運び二塁ランナーがホームに突っ込むが、センター山田 のレーザービームが炸裂。ホームはるか手前でランナーを刺して昨日の暴投 を帳消しにする。7回裏には遠藤が先頭打者に死球を与え得点圏にサヨナラ のランナーを背負うが、得意の粘りの投球で得点を許さない。 ◎結局、試合はタイブレークへ突入。8回表、田本が2ストライクから送りバ ントを決めて一死三塁。山田が倒れて二死となるものの、西山がセンター前 に弾き返してやっと1点を奪う。その裏、遠藤は一死三塁の一打同点の場面 でも自らの好守備と粘りの投球を披露。まずは投手ゴロで片付け二死三塁。 最後のバッターの当たりはライトへの大きな飛球となるが、田本がガッチリ とキャッチしゲームセット。苦しみながらもなんとか勝利し、この節を終え て単独首位に踊り出た。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
![]() ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||
記録&記事:奥田透,桐越信一 |