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2025年12月17日

トピックス

指静脈認証管理システムに、顔認証機能を追加し、利便性向上を支援

  • 株式会社日立製作所(以下、日立)は、指静脈認証管理システムに、パナソニック コネクト株式会社(以下、パナソニック コネクト)の世界最高水準*1の顔認証技術を採用した顔認証機能(以下、本機能)を追加しました。
  • 本機能の追加により、カメラ機能を備えた端末で認証が可能となり、オフィス内外を問わず、多様な環境での利用シーンに応じた、柔軟で高いセキュリティレベルの認証機能を提供します。

企業の機密情報や個人情報を保護し、情報漏えいや不正アクセスを防止するためには、PCや業務アプリケーションへの不正なアクセスを防ぐための堅ろうな認証機能が求められます。その対応策として、日立は高精度かつ使いやすい生体認証方式として、指の静脈パターンによる指静脈認証管理システムを提供してきました。近年、テレワークの普及により、自宅やサテライトオフィスなどでリモートワークを行う機会が増加しており、オフィス外での認証ニーズが高まっています。このようなニーズに対応するため、PCやタブレットなどカメラ機能を備えた端末で認証が可能な顔認証機能を、今回新たに追加しました。

本機能は、パナソニック コネクトの世界最高水準の顔認証技術を採用しており、顔の角度の違いや経年変化にも対応し、メガネやマスク着用時においても、高精度な認証が可能です。本機能により、Windowsサインインや業務アプリケーションへのアクセスを可能にし、ID/パスワードの入力を省略したシングルサインオン*2を実現します。アプリケーション側の改修は不要で、スムーズかつ安全な認証環境を導入いただけます。更に、端末稼働時も定期的に顔認証を行い、認証した本人の顔を検出できない場合に画面を自動でロックする「離席ロック機能」や、カメラで撮影された動画や写真によるなりすましを検知する「なりすまし検知機能」などを搭載しています。これらによりオフィス外においても安心して利用できる、高いセキュリティレベルの認証環境を提供します。

今回の機能追加により、指静脈認証管理システムは、指静脈・ICカード・顔・ワンタイムパスワードの4種類の認証方式に対応しました。今後も日立は、認証方式の拡充などにより、ユーザーの利用シーンに応じた柔軟な認証機能の提供を進めていきます。こうした対応を通じて、認証分野におけるさらなるセキュリティの強化や利便性の向上に貢献します。

顔認証機能の特長

  • イントラWebシステム、クラウド、C/S*3など多様な環境におけるアプリケーションへのシングルサインオンを実現
  • ID入力が不要で、顔だけであらかじめ登録されているデータから本人を特定し認証を行う「1:N認証」に対応*4
  • 世界最高水準のパナソニック コネクトの顔認証技術を採用、顔の向きや経年変化、メガネやマスクなどにも影響されにくく、高精度で認証が可能
  • 写真を使ったなりすましへの対策や、離席時、他人の覗き込みの検知時に自動スクリーンロックなどの機能で利用者のデスクトップ環境を保護
*1
2022年11月6日に公開されたNIST FRTE 1:1評価結果において、Mugshot(人種・経年変化を含む正面顔データ。他人受入率10万分の1)で世界1位を獲得。更に、2024年3月26日に公開されたNIST FRTE 1:N評価結果(検索精度)において、Mugshot(経年変化を含む正面顔データ。160万名登録)、Border(顔の向き変化や画質劣化を含む顔データ。160万名登録)の2つの評価カテゴリーで世界1位を獲得。
*2
さまざまなWebサービスやアプリケーションに1つの認証でログオンする仕組み。
*3
クライアント/サーバーシステムの略称。
*4
1:N認証を使用する場合、ユーザー登録数の上限は100件。

商標注記

  • Windowsは、マイクロソフトグループの企業の商標です。
  • その他記載の会社名、製品名などは、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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