日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現して、人々の幸せを支えることをめざし、積極的に研究開発活動を推進しています。取扱うテーマは基礎研究から応用研究まで幅広く、新たな研究・事業創生にも取組んでいます。国内の活動拠点として、中央研究所、日立研究所、横浜研究所の3研究所に加え、中央研究所基礎研究センタを運営。国内外の様々な社会課題を解決するため、多様な専門分野を持つ研究者が力を合わせて研究開発に努めています。
研究開発グループは、「Environment Conscious R&D for the Future」(未来型環境配慮 R&D をめざして)」を環境スローガンに環境マネジメントに取り組んでいます。
「10年、20年後を目標とする研究を行うとともに今日の課題にも取組む」という小平浪平創業社長の理念のもと、1942年に創設。2019年には、SDGs、Society5.0の実現に向けて、協創活動によるイノベーション創生を加速するための研究開発拠点となる「協創の森」を開設しました。
1918年に日立製作所発祥の地となる日立工場内に研究係が発足、1934年に日立研究所となりました。1962年に関東平野と太平洋を一望する風光明媚な現在の地に研究所本館が完成し、移転しました。
2011年に、システム開発研究所、生産技術研究所、コンシューマエレクトロニクス研究所を統合し、横浜事業所内に横浜研究所が誕生しました。
日立製作所の創立75周年を記念して、1985年に基礎研究所として開設しました。
研究開発グループは、大学や企業、国際機関、スタートアップコミュニティといったステークホルダーの方々との議論を重ね、2050年の社会の姿を探索しています。将来の社会課題について、解決策をともにつくり上げるための活動拠点として、他機関との共同開発拠点を運営しています。
2016年6月1日、北海道大学内に開設。北海道が直面している少子高齢化や人口減少、地域経済の低迷、地球温暖化などの社会課題解決に向けた共同研究を推進することを目的に運営しています。
2016年6月20日、東京大学内に設置。超スマート社会の実現に向け、ビジョンを生み出し実現することを目的に運営しています。
2016年6月23日、「ヒトと文化の理解に基づく基礎と学理の探究」を推進するため、共同研究部門「日立未来課題探索共同研究部門(日立京大ラボ)」を京都大学内に開設しました。
日立神戸ラボが設置された神戸医療イノベーションセンター
2017年4月1日、再生医療用細胞自動培養技術を中心とした再生医療分野での研究開発の深化と、顧客やパートナーと共に臨床応用に向けた検証の実施を目的に、神戸医療産業都市(神戸医療イノベーションセンター)内に開設。同年7月より本格的な稼働を開始しました。
©産総研
2022年10月11日、循環経済社会の実現に向けて、日立-産総研サーキュラーエコノミー連携研究ラボを設立。