2014年07月04日 更新
OpenSSLに関する脆弱性が存在します。
BIG-IP1500にはOpenSSLのDTLS*1の再起呼び出しに関する脆弱性(CVE-2014-0221)、DTLSの不正フラグメントによる脆弱性(CVE-2014-0195)が存在します。
CVE-2014-0221により、不正なDTLSのハンドシェイク要求を受けBIG-IP1500がDoS攻撃を受ける可能性があります。
CVE-2014-0195により、BIG-IP1500がDTLS Client Hello メッセージの長さを適切に検証しないため、BIG-IP1500上で任意のコードを実行される可能性があります。
BIG-IP1500は、下記に示すOpenSSLのその他の脆弱性には該当しません。
BIG-IP1500にHTTPSの負荷分散を設定しており、サーバへのヘルスチェックでDTLS*1を使用するユーザ作成スクリプトを使用している場合。
ユーザ作成スクリプトによるヘルスチェックを別方式のヘルスチェック方式に変更する。
製品名 | 形名 | バージョン | CVE-2014-0224 | CVE-2014-0221 | CVE-2014-0195 | CVE-2014-0198 | CVE-2010-5298 | CVE-2014-3470 |
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BIG-IP1500 | GV0LB150-10NNNN0/ GV0LB150-20NNNN0/ GV0LB151-10NNNN1/ GV0LB151-20NNNN1 |
9.1.3, 9.3.1, 10.0.1 |
□ | ● | ● | □ | □ | □ |
●:該当します / □:該当しません
2014年07月04日 : このセキュリティ情報ページを新規作成および発信しました。