2014年07月04日 更新
OpenSSLに関する脆弱性が存在します。
AX2500/AX2000HL/AX2000(以下AXシリーズ)には、OpenSSLの初期SSL/TLSハンドシェイクにおけるChange Cipher Specメッセージ処理の脆弱性(CVE-2014-0224)が存在します。これにより対象製品とのSSL/TLS通信が、中間者攻撃(man-in-the-middle attack)によって解読されたり、改ざんされたりする可能性があります。
AXシリーズは、下記に示すOpenSSLのその他の脆弱性には該当しません。
下記「対象製品」に記載された製品を使用している場合でサーバサイドSSL*1を使用している場合に脆弱性が該当します。クライアントとAXシリーズ間でのみ暗号化している場合は脆弱性に該当しません。
サーバ側をOpenSSLの脆弱性(CVE-2014-0224)が対策されたバージョンへアップデートする。
製品名 | 形名 | バージョン*2 | CVE-2014-0224 | CVE-2014-0221 | CVE-2014-0195 | CVE-2014-0198 | CVE-2010-5298 | CVE-2014-3470 |
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AX2500 | GQ-LBAX02500NNN | 2.6.1-GR1-Px, 2.4.3-Px |
● | □ | □ | □ | □ | □ |
AX2000HL/AX2000 | K-A10AX2KLBLTD/ K-A10AX2KLBGNR |
2.6.1-GR1-Px, 2.4.3-Px, 1.2.x-Px |
● | □ | □ | □ | □ | □ |
●:該当します / □:該当しません
2014年07月04日 : このセキュリティ情報ページを新規作成および発信しました。