Hitachi Server Navigator - Update Manager/Log Collect 障害回避・予防のお願い
対象製品 | 対象コンポーネント | 対象バージョン | 対策バージョン | 提供パッケージバージョン |
---|---|---|---|---|
Hitachi Server Navigator - Log Collect (VMware版) | Update Manager | 〜3.4.5.0 | 3.4.7.0 以降 | 3.4.7.0 以降 |
Hitachi Server Navigator - Update Manager/Log Collect (Linux版) | Update Manager | 〜2.4.5.1 | 2.4.7.0 以降 | 2.4.7.0 以降 |
<<バージョン確認方法>>
下記サイトより、「Hitachi Server Navigator ユーザーズガイド Update Manager 機能 Log Collect 機能」-「CLI操作の説明(Linux/VMware)」-「バージョン確認方法」を参照してください。
<<対策バージョンの入手、適用方法>>
下記サイトより、最新版をダウンロードして、 ダウンロードページに記載の手順にて、適用してください。
対象製品 | 対策バージョン |
---|---|
Hitachi Server Navigator - Log Monitor (VMware/Linux版) | 全バージョン |
Hitachi Server Navigator - Alive Monitor (VMware/Linux版) | 全バージョン |
Hitachi Server Navigator - Hitachi RAID Navigator (HRN) (VMware/Linux版) | 全バージョン |
重要
次の対象OSである。
対象OS | VMware | VMware vSphere® ESXi™ 5.5 VMware vSphere® ESXi™ 6.0 VMware vSphere® ESXi™ 6.5 |
---|---|---|
ユーティリティ | Log Monitor | VMware vSphere® ESXi™ 6.0 VMware vSphere® ESXi™ 6.5 の場合に該当 |
Alive Monitor | VMware vSphere® ESXi™ 5.5 VMware vSphere® ESXi™ 6.0 VMware vSphere® ESXi™ 6.5 の場合に該当 |
以下の文字を使用している場合は、影響範囲にある機能がご利用になれません。
回避策にあるパスワード変更を行ってください。
対象文字一覧
−:利用不可
×:利用不可(現象発生)
○:利用可(対策予定)
対象文字 |
〜2.4.5.1 〜3.4.5.0 |
2.4.7.0以降 3.4.7.0以降 |
|
‘ |
シングルクォート |
− |
− |
|
半角空白 |
− |
− |
“ |
ダブルクォート |
× |
○ |
& |
アンパサンド |
× |
○ |
( |
括弧 |
× |
○ |
) |
閉じ括弧 |
× |
○ |
; |
セミコロン |
× |
○ |
< |
山括弧 |
× |
○ |
> |
閉じ山括弧 |
× |
○ |
\ |
円 |
× |
○ |
\ |
バックスラッシュ |
× |
○ |
` |
バッククォート |
× |
○ |
| |
パイプ |
× |
○ |
$ |
ダラー |
× |
○ |
! |
感嘆符 |
× |
○ |
[ |
大括弧 |
× |
○ |
<影響範囲>
・Log Monitorの「ハードウェアの障害・保守情報を収集・解析」機能がご利用になれません。
※LogMonitorユーザーズガイドにある「vMA 版Log Monitor の動作確認」での内容が確認できません。
vMA 版Log Monitor の動作確認
【BladeSymphony/HA8000 共通の動作確認】
vMA 上にある「/var/opt/hitachi/VmSyslogMAgtSrvd/vmkernel.log」または、
「/opt/hitachi/tools/miacat/vmkernel.log」ファイルの何れか(Log Monitor 起動時に取得
したHypervisor上のvmkernel.log)の更新日時が、Log Monitor のインストール後の日時
になっていることを確認してください。
・Logcollectでのsnvcliコマンド実行時の表示結果が不正(情報不足)となります。
・Logcollectの「Monitoring 機能設定」がご利用になれません。
・HRNの「SSD予兆監視機能」がご利用になれません。
ESXi 側のユーザパスワードに対象となる文字を含まない形に変更を行ってください。
@ ESXiにログインし、ESXiのユーザパスワード変更を行います。
> passwd USERNAME
変更後のパスワードを入力
A vMA/ゲストOS(RHEL)にvi-adminユーザでログインし、下記コマンドでESXiホスト情報の再設定します。
> sudo /opt/hitachi/snv/bin/snvcli -esxihost -setinfo -ip IPADDRESS -user USERNAME
B OSの再起動を行ってください。
> sudo shutdown –r now