ゲストOSのシャットダウンやsnvcliコマンドでハングアップする場合がある

対象製品

<<バージョン確認方法>>

• Hitachi Server Navigator - Update Manager/Log Collect (Linux版)および
  Hitachi Server Navigator - Log Collect (VMware版)

下記サイトより、
「Hitachi Server Navigator ユーザーズガイド Update Manager 機能 Log Collect 機能」
-「CLI操作の説明(Linux/VMware)」-「バージョン確認方法」
を参照してください。

• http://itdoc.hitachi.co.jp/Pages/document_list/manuals/bladesymphony.html#hsn

<<対策バージョンの入手、適用方法>>

下記サイトより、最新版をダウンロードして、
ダウンロードページに記載の手順にて、適用してください。 http://www.hitachi.co.jp/products/it/server/portal/pcserver/hsn/#04

関連製品

重要性 ^*1

注意

• *1　重要性の定義

発生条件

下記の対象OSで現象が発生する場合があります。

現象

1. VMware環境におけるゲストOSのシャットダウン時に、シャットダウンが途中で停止する場合があります
vSphere ClientのゲストOSコンソールを開き、シャットダウン状態を表示したときに、以下の表示付近から進まない場合。
【表示内容】
日時 ホスト名 shutdown[xxxx]: shutting down for system halt
日時 ホスト名 init: Switching to runlevel: 0
・・以下数行の出力で停止している・・
（出力行数は3行程度ですが、システム構成により異なる場合があります）

2. ゲストOS上で下記snvcliコマンドを実行し、10分以上応答が無い場合があります

<<影響範囲>>
LogCollectの処理が入力待ちになっているため、上記現象が発生しています。
回復策の手順でキー入力を行い、処理を再開させれば上記以外の影響はありません。

現象発生時の回復策

ゲストOSのコンソールに対し、エンターキーを押してください。下記状態に移行すれば、回復完了です。
なお、キー入力の受付はタイミングによるため、一度の入力で状態移行しない場合は、下記状態に移行するまで繰返しエンターキーを押してください。

1. シャットダウン時
シャットダウン画面に新たな表示が出るようになったらエンターキー押下を止め、シャットダウンが完了するのを待ちます。

2. snvcliコマンド実行時
snvcliコマンドが終了し、プロンプトが表示されたらエンターキー押下を止めます。

対象バージョンでの回避策

以下の手順で対象製品のサービスを停止してください。

<<サービス停止手順>>

[前提条件]
1. 関連製品のインストールを完了してください
2. 関連製品の動作環境設定をsnvcliコマンドで完了してください

[サービスの停止]
以下のコマンドをroot権限を持つユーザで実行してください。
1. vMAまたはRHEL6.xの場合
"service△somservice△stop”コマンドを実行
"chkconfig△somservice△off”
2. RHEL7.xの場合
"systemctl△stop△somservice.service”コマンドを実行
"systemctl△disable△somservice.service”コマンドを実行

[サービス停止による影響範囲]
1. snvcliコマンドが使用できなくなります
2. hrncliコマンドが使用できなくなります
※ Alive Monitor, Log Monitorの監視動作を行っている場合は、そのまま使用できます

備考

ありません。