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2021年9月3日

株式会社日立製作所(以下、日立)は、2021年4月に東京駅直結のサピアタワーに開設した「Lumada Innovation Hub Tokyo」が、第34回日経ニューオフィス賞において「ニューオフィス推進賞」を受賞したことをお知らせします。

日経ニューオフィス賞は、快適かつ機能的なオフィスづくりの普及・促進を図ることを目的に、一般社団法人ニューオフィス推進協会と日本経済新聞社が共同で主催し、創意と工夫をこらしたオフィスを表彰するものです。今回は、「創造性を高める働き方を誘発する環境」、「ITを活用した知的生産活動の場」などのさまざまな視点でも審査が行われ、応募総数152件の中から16件がニューオフィス推進賞として表彰されました。

日立は、デジタルイノベーションを加速させるLumada事業をグローバルに展開する中で、エコシステムのパートナーも含め世界中の人財や場所をつなぎ、知見・ノウハウをよりダイナミックに組み合わせていくために、「Lumada Innovation Hub Tokyo」を開設しました。
ここでは、バーチャルとリアルを自在に組み合わせながら、DX実現に向けたアイデア創出やアジャイル開発などを迅速に行う協創空間を提供するだけでなく、DXを担うデータサイエンティストやデザインシンカーなど専門性の高いスペシャリストで豊富な実績を有するメンバーが働くオフィスとしても機能させています。今回、日立は、オフィスを「働く場所」から「つながる場所」へと再定義し、オンラインでも利用可能な5つの場を設け多拠点就労を実現した点を評価いただき、受賞に至りました。

具体的には以下の通りです。

1.バーチャルとリアルのクロスロード(交差点)となる施設

日立の「協創の森」や世界の先進工場「Lighthouse」に選出された大みか事業所など、DXの最前線となる協創施設や多様な人財と、お客さまやパートナー、スタートアップ企業など業界を越えたステークホルダーをバーチャルとリアルでつなぐための場であり、「バーチャルとリアルのクロスロード(交差点)」の役割を果たす施設です。

2.協創空間とオフィスの一体化により多拠点就労を実現

ワークショップやプロトタイピングを実施する協創空間をオフィスに取り込み、さらにオンラインと接続する環境を整えたことで、例えばLumada Innovation Hub Tokyoや他拠点に在勤するDXのスペシャリストとの議論が即時に実施可能になるなど、お客さまやパートナーなど利用者に最高の協創体験を提供します。
また、各人財が自宅やサテライトオフィス、製造現場などどこにいても協創プロジェクトに参画できるため、物理的・時間的制約にしばられないという真の意味での多拠点就労環境も実現しています。

3.協創を加速する5つの空間とサービス

関係構築から社会実装までの協創プロセスにあわせ、オンラインでも利用可能な5つの協創空間を用意しています。各プロセスに付随するサービスは、1DAYからお試し可能なエントリーサービスから、数か月におよぶプロフェッショナルサービスまでを整備し、利用者のニーズに柔軟に対応しています。

日立は今後も、Lumada Innovation Hub Tokyoで人財・場所をつなぐオープンイノベーションを通じて、社会課題を解決し、人々のQoLの向上と社会・経済の持続的な発展に貢献していきます。

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株式会社日立製作所 サービス&プラットフォームビジネスユニット Lumada CoE Lumada Innovation Hub Tokyo