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システム運用代行

日立のデータセンターがお客さまシステムの運用をリモートで代行するサービスです。

システム運用代行サービスとは

システム運用代行サービスの概要(日立のデータセンターの運用拠点から、お客さまに代わってシステムをリモートで操作、運用)

*システム運用代行サービスの対象機器を指します。
AWS: Amazon Web Services

日立のデータセンターの運用拠点から、お客さまに代わってシステムをリモートで操作、運用するサービスです。

本サービスにより、定型作業、臨時での障害対応、24時間のシステム運用体制を日立が提供することで、お客さまのシステム運用負荷を軽減し、より付加価値の高い企画業務、管理業務への注力・専念が可能になります。

日立のデータセンターやクラウド、お客さま先に設置しているシステムを対象としており、場所や環境を問いません。このため、クラウドや各拠点に分散したシステムの運用業務の効率化も期待できます。さらに、堅ろうな日立のデータセンターから運用を行うことで、災害対応力の向上も見込めるサービスです。

特長

システム運用代行サービスの特長(システムの場所や環境を問わず、日立のデータセンターからお客さまシステムの運用を代行)

*システム運用代行サービスの対象機器を指します。
FW: Firewall、VPN: Virtual Private Network、WAN: Wide Area Network

日立のデータセンターに設置したオンプレミスのシステム、AWSやAzureなどのメガクラウドに構築した仮想環境、お客さまの支社に設置したサーバーなど、場所、環境を問わず、日立のデータセンターからお客さまシステムの運用を代行します。

インターネットやVPN、運用拠点へのお客さまWANの拡張など、システム特性やお客さまのセキュリティポリシーに合わせた接続方式をお選びいただけます。

お客さまシステムの
環境
運用拠点との
接続方法の例
日立のデータセンターに設置したシステム、プライベートクラウド データセンター内の構内配線サービスによる接続
他社のデータセンターに設置したシステム、プライベートクラウド お客さまWANまたはVPNによる接続
お客さまの支店/拠点のサーバー、ネットワーク機器 お客さまWANまたはVPNによる接続
メガクラウド(AWS、Azureなど) VPN、中継サーバー経由での接続
インターネット経由でクラウド管理ツールを使用

日立のデータセンターは、堅ろうな建屋と設備、厳重なセキュリティ対策、30年のITアウトソーシング事業の経験と実績を基に、お客さまシステムの万全の運用体制を提供します。

金融、産業、公共など幅広い業種で実績を持つ日立のデータセンターのオペレーターが、24時間365日体制でシステム運用を代行することで、休日・夜間での障害対応、バッチ処理やジョブ操作などのための要員・体制確保から解放されます。

東日本運用拠点:横浜センタ

  • 横浜第1

  • 横浜第2

  • 横浜第3

もっと詳しく

西日本運用拠点:岡山センタ

  • 岡山第1

  • 岡山第2

  • 岡山第3

もっと詳しく

活用事例・ユースケース

社外のお客さまや日立グループ各社でシステム運用代行サービスが活用された事例やユースケースを紹介します。

サービスレベル向上

24時間稼働システムで検知したインシデントの初動を早期に対応

常時稼働する工場の管理システムで検知したインシデントの初動対応を代行した事例です。お客さまの業務負荷の軽減だけでなく、インシデント検知時や利用者からの問い合わせの一次切り分け・エスカレーションなど一連の初動にも迅速に対応します。

*
この事例はプレミアムグレードのご契約が前提です。

テレワーク促進

出社が必要なシステム運用業務をアウトソースし、出社の回数を低減

パッチ処理やインシデント対応など、セキュリティやネットワークの問題で出社が必要だったお客さまのシステム運用業務を代行した事例です。データセンターというセキュアな環境からの業務代行で安全性を維持しつつ、お客さまの出社回数を低減することで、テレワークを促進できます。

ピーク対応時の運用負荷軽減

数千人規模のVDI環境のパッチ適用作業を代行

日立のデータセンターで稼働する数千人規模のVDI環境。従来はお客さまで実施していた大量のパッチ適用を代行した事例です。データセンターの常駐オペレーターが一括で対応することにより、限られたシステム停止期間中に対応しなければいけないIT部門の集中負荷を低減しました。

VDI: Virtual Desktop Infrastructure

BCP最適化

分散拠点の運用集約と耐災害性の向上を両立

データセンターの各種申請窓口・定常業務・ディザスタリカバリの切り替えなど、BCPの観点から日本国内の3か所に分散していた運用業務をシステム運用代行サービスに移行、統合した事例です。また、統合した運用業務のディザスタリカバリ環境を国内に点在するデータセンター拠点に構築。これにより、業務効率化と耐災害性をともに向上しました。

BCP: Business Continuity Planning

ハイブリッド環境の運用負荷軽減

ハイブリッド環境下で増加した運用負荷を軽減

オンプレミスとパブリッククラウドを組み合わせたハイブリッド環境の構築に伴い、環境ごとに運用操作ツールの使い分けが必要となり、その分増大した日々のオペレーション業務を代行した事例です。データセンターの常駐のオペレーターが一括で対応することで、お客さまのIT部門の負荷を低減しました。

クラウドシフト支援

クラウドシフト期間中の運用負荷の一時的増加を分散

オンプレミスからのクラウドシフトを実現するにあたり、移行作業と環境追加による運用負荷が一時的に増大することをお客さまが懸念。移行期間中のオンプレミスとクラウドの両環境におけるシステム運用を代行した事例です。サービスの利用開始にあたり運用手順書をブラッシュアップしたことで、お客さまのシステム運用品質の向上にも貢献できました。

柔軟なスケーラビリティ

パブリッククラウドへの段階的な移行に従い運用委託範囲を拡張

パブリッククラウドへの段階的な移行に従い「マルチクラウドライト」から「スタンダード」にグレード変更を行った事例です。導入スケジュールや効果検証などの状況に応じて、段階的にアウトソース範囲を拡張できます。スモールスタートから手軽に始められ、ご負担いただく費用の最適化にもつながります。

そのほかにも多数の導入・
提供実績がございます
まずはお客さまのお悩み・
課題をお聞かせください

お問い合わせフォーム

こんなお客さまにおすすめ

ITシステムの運用負荷を低減し企画業務、管理業務に集中したい

  • 障害、問い合わせ対応で長時間勤務が常態化している
  • 休日・夜間のシステム運用体制の維持が負担
  • 定期メンテナンス、パッチ作業、バックアップなど、やることが多過ぎる

日立のデータセンターの経験豊富なオペレーターが、お客さまシステムの運用作業を24時間体制で代行。
お客さまのシステム運用負荷を軽減します。

ディザスタリカバリ、BCP(事業継続計画)対策をしたい

  • 自社拠点が被災した場合のシステム運用拠点、体制を準備したい
  • サーバーをデータセンター、クラウドに置いたが、運用要員は自前のまま
  • ディザスタリカバリシステムは構築したので、運用拠点も冗長化したい

堅ろうな日立のデータセンターからのリモート運用により、災害時のシステム運用体制を維持します。
また、東西の拠点を利用することにより運用拠点の冗長化も可能です。

サービスレベル、運用品質の向上に取り組みたい

  • システム運用業務の作業ミスが頻発しており改善したい
  • 障害発生から早急に初期対応を開始する必要があるが自社では対応できない
  • システムの手順が整備されておらず、作業が属人化している

多種多様なシステム運用に対応したサービスメニュー、システム要件に応じたサービスグレードを準備しています。
システム運用の棚卸や整理、手順化もご支援可能です。

クラウド、各拠点に分散したシステムの運用を集約したい

  • IT基盤のマルチクラウド、ハイブリッドクラウド化により運用が複雑になっている
  • オンプレミス、クラウドで別のスキルが必要となり習熟が難しい
  • 各拠点に機器を設置しているが、運用のために拠点ごとに対応要員を配置している

同一の要員でオンプレミス、クラウド問わず運用が可能です。
リモート運用で運用拠点を統合することで運用の効率化が可能です。

サービスメニュー

日立のデータセンターの30年に渡るITアウトソーシングサービス提供の経験から、システムの運用管理に必要な業務をサービスメニュー化。

サービスの確認やOS・プロセスの操作、バックアップの取得からアカウントや予防保守情報の管理など、多彩なサービスメニューを準備しており、日々の定型作業、突発的なインシデント対応作業を余すことなく代行します。

  • 正常性確認

    • OS・ジョブ・プロセスの確認
  • 構成管理・棚卸

    • 文書・ハードウェア・ソフトウェア・外部媒体・アカウントの構成管理・棚卸
    • 予防保守情報の提供
  • システム操作

    • OS・ジョブ・プロセス・アカウントの操作
  • クラウド運用(Azure、AWS)

    • スナップショットの取得・削除
    • 仮想サーバーの開始・停止・再起動
    • セキュリティグループの設定変更
  • バックアップ・ログ取得

    • バックアップ・ログの取得
    • バックアップ用媒体の初期化
  • そのほか

    • 手順書の作成支援
    • 運用操作環境の構築・提供
    • 監査対応

サービスグレードについて

ご要件やシステムの運用状況に応じてサービスグレードを選択できます。
アップグレード、ダウングレードも可能です。

スタンダードプラン

一般的なシステムに対応したモデル

プレミアムプラン

より迅速なインシデント対応、高い運用品質に対応したモデル

マルチクラウドライトプラン

AWS、Azureなどのメガクラウド向けの最小限モデル

詳細な仕様・価格はこちらからお問い合わせください

お問い合わせフォーム

サービス導入までの流れ

初回のお問い合わせから契約まで

Step1

お問い合わせ

資料請求や概算のお見積りなど、どんなことでも構いませんのでお問い合わせフォームよりご連絡ください。
Step2

サービス概要の紹介

日立営業よりお問い合わせ内容をお客さまにご回答するとともに、本サービスの概要をご紹介します。
Step3

お打ち合わせ・ヒアリング

システム運用に関する資料をご提供いただいたうえで、内容をヒアリングします。
Step4

提案

頂いた資料やヒアリングした内容に基づいてお見積りとご提案資料を提示します。
Step5

サービス仕様の調整

ご提案内容をもとにご契約に向けて検討いただきます。サービス仕様や費用は、必要に応じて調整します。
Step6

ご契約

契約からサービス導入まで

Step1

受け入れ準備

  • 日立のデータセンターの運用拠点への操作端末の設置
  • お客さまシステム間のネットワーク準備
  • その他運用に必要なツールや製品の準備
Step2

運用ドキュメントの作成

  • 手順書など運用ドキュメントの作成
Step3

運用ドキュメントの検証

  • 作成した運用ドキュメントの検証
Step4

オペレーター訓練と実機テスト

  • 運用手順のオペレーターへの教育
  • 実機を用いた運用テスト
Step5

利用開始

導入・お見積りに関するご相談はこちらから

お問い合わせフォーム

お気軽にご相談ください

他サービスとの併用で
さらに便利に

システム運用代行サービスと併せて活用いただくことにより、お客さまのさらなる負荷低減や効率向上、災害時の耐性強化につながる、日立のデータセンターにおける他の提供サービスをご紹介します。

ハウジング:ファシリティ提供サービス/オペレーション代行サービス

堅ろうな建屋が特長である日立のデータセンターにお客さまシステムを配置することで、災害時の耐性が強化されるだけでなく、日立のデータセンター内にある設備リソースも活用しやすくなります。そのため、機器やシステム拡張時にリソース不足に頭を悩ますことから解放されます。
また、日立のデータセンター内にお客さまシステムがあれば、現地での実機操作をシステム運用代行とともに委託できるため、日立が対応できる障害対策の範囲が広がり、お客さま側の負荷がさらに軽減されます。

もっと詳しく

監視:モニタリングサポートサービス

オンプレミス、パブリッククラウドなどの環境ごとに監視ツールを使い分けていた手間や煩わしさから解放され、監視運用を集約・統合できます。システム運用代行と併せて監視も日立に委託することで、障害検知時のシステムへの対処も含めたワンストップなオペレーションが可能となり、お客さまの負荷軽減と迅速対応の両立が可能となります。

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