ここでは、HA8000 x8(2003年6月発売開始)シリーズ〜HA8000 xC(2005年7月発売開始)シリーズで Service Pack1を適用される場合の注意事項や制限事項等について、記載されています。
Service Pack1を適用される前に、お読みください。
Windows Server 2003 Service Pack1を新規セットアップする場合は、Service Pack1適用済のWindows Server 2003 メディアを使用しないで下さい。Service Pack無のWindows Server 2003をセットアップした後に、Service Pack1を適用してください。
"このファイルは、コンピュータ製造元によってインストールされました。
このファイルをService Pack 1セットアップで置き換えますか?"
と確認してくる場合があります。
この確認画面が表示された場合は「いいえ」を選択してください。
イベントの種類:エラー
イベント ソース:Service Control Manager
イベント ID:7011
説明:Dfs サービスからのトランザクション応答の待機中にタイムアウト
(30000 ミリ秒)になりました。
OS の再起動直後の一度だけ記録されるのであれば、動作上の問題はありませんので、そのままご使用ください。
イベントの種類:エラー
イベント ソース:DCOM
イベント ID:10016
説明:アプリケーション固有権限の設定では、CLSID {BA126AD1-2166-11D1-B1D0-00805FC1270E} をもつCOM
サーバーアプリケーションに対するローカルアクティブ化アクセス許可をユーザーNTAUTHORITY¥NETWORK SERVICE
SID(S-1-5-20)に与えることはできません。
このセキュリティのアクセス許可は、コンポーネント サービス管理ツールを使って変更できます。
動作上の問題はありませんので、そのままご使用ください。
なお、イベントログ「説明」内のCLSID、ユーザーについては使用環境により異なる場合があります。詳細については、以下のマイクロソフト社
ホームページを参照してください。
イベントの種類:エラー
イベント ソース:NetBT
イベント ID:4307
説明:トランスポートが初期アドレスのオープンを拒否したため、初期化に失敗しました。
コマンドプロンプトより、「nbtstat –n」を実行しコンピュータ名が正しく登録されていれば問題ありません。詳細については、以下のマイクロソフト社 ホームページからイベント検索などでご確認ください。
Windows Server 2003 Service Pack 1環境で、OSのシステムイベントログに"Service Control
Manager"のログが記録されないことがあります。
本現象の発生要因や回復手順など、詳しくは こちら をご覧ください。
Windows Server 2003 Service Pack 1環境で、[コントロールパネル]から、Windows
の追加コンポーネントをインストールする場合に Windows の OS CD-ROM、または Service Pack 1 の CD-ROM
を挿入するよう、メッセージが表示される場合があります。
本現象が発生する環境や、発生した場合のインストール手順など、詳しくは こちら をご覧ください。
SystemInstaller で Windows Server 2003 をインストールする場合は、Service Pack 1 が適用されていない Windows Server 2003 メディアを使用してください。Service Pack 1 適用済みのWindows Server 2003 メディアによるインストールをサポートしていません。
Windows Server 2003 SP1 で System Managerを使用する場合、Widowsファイアウォールの例外リストの設定などの注意事項があります。詳しくは、以下のページを参照してください。
この問題を解決する方法など、JP1/ServerConductorのWindows Server 2003 ServicePack1適用時の注意事項については、以下のページを参照ください。
レジストリ変更等は、システムに多大な影響(システムが起動しないなど)を及ぼします。
十分に注意して行ってください。
xB〜xCモデルでリモート通報ユーティリティV5をご使用の場合において、通信方式をHTTPSおよびSOAP通信を選択された場合に制限があります。
詳細につきましては、「リモート保守サービス構築ガイド(2005年12月〜2006年3月モデル):pdfファイル」のP11「リモート保守サービスに関する注意事項・制限事項」を参照願います。
この現象は、ギガビットのオンボードLANもしくは拡張LANカードを搭載しているHA8000シリーズで、10Mbps・半二重通信を行った場合に発生します。
修正プログラムをこちらから入手し適用してください。
Service Pack1適用済み環境でチーミングを組み込んだ場合、仮想アダプタのネットワーク接続の名称が”ローカルエリア接続”となる場合がありますが、LANの機能には影響ありません。
本件はLANの機能には影響はありませんが、接続名称の変更はマウス上で右クリックした際に教示されるメニュー内の”チーム名の変更”で変更可能ですので、わかりやすい名前に変更されることを推奨します。
Service Pack1適用済み環境でチーミングを組み込んだ場合、仮想アダプタのネットワーク接続の名称が”ローカルエリア接続”となる場合がありますが、LANの機能には影響ありません。
Service Pack1適用後に本ボード増設した場合は、既存ボードを含めて Fibre Channel ドライバの入れ替えをお願い致します。
Service Pack1での動作確認は完了しました。
Service Pack1での動作確認は完了しました。
イベントの種類:エラー
イベント ソース:Blfm
イベント ID:8
説明:Could not bind to adapter \DEVICE\{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}.
システムに影響はありません。VLANを削除する場合は、本体装置付属の「ソフトウェアガイド」の「タグVLANの削除」を参照いただき、再度VLANの削除を実施してください。
(Service Packなしの場合でも発生します。)