Hitachi

概要

HA8000/RS220,RS210,TS20,RS110,TS10xNxN1xN2システム装置において、特定のBMCファームウェアをご使用の場合、Hitachi Compute Systems Manager(以下HCSM)への2件目以降のアラート通報に失敗することが判明しました。
以下の内容をご確認の上、ご対応をいただきますようお願いいたします。

重要性

重要

対象製品

対象製品名 形名 対象BMCファームウェアバージョン
RS220/RS210xN,xN1,xN2(*1) GU*22**N-*******, GU*21**N-******* 02.31
TS20xN,xN2(*1) GU*T2**N-******* 02.28
RS110/TS10xN(*1) GU*110*N-*******, GU*T10*N-******* 02.15
RS110/TS10xN1(*1) GU*111*N-*******, GU*T11*N-******* 02.30
(*1)
それぞれのモデルのNSモデルも対象です。

現象および影響範囲

前項の【対象製品】欄に記載のHA8000/RS220,RS210,TS20,RS110/TS10xNxN1xN2システム装置、ならびにBMCファームウェアバージョンをご使用の場合、HCSMへの2件目以降のアラート通報が失敗します。
HCSMを使用していない環境では影響はありません。また、メール通報機能、SNMP通報機能、リモート保守サービスにも影響はありません。

回避策

回避策はありません。

対策方法

対象のBMCファームウェアをご使用の場合は、下表に示す対策用のBMCファームウェアへバージョンダウンしてください。

製品名 対策用BMCファームウェアバージョン
RS220/RS210xN,xN1,xN2 02.29
TS20xN,xN2 02.26
RS110/TS10xN 02.13
RS110/TS10xN1 02.28

なお、上記、対策用のBMCファームウェアは、2022年5月中旬頃、以下のダウンロードサイトにて提供予定です。ご迷惑をお掛けしますが、しばらく、お待ちください。

また、Update Manager用の対策用BMCファームウェアは、2022年5月下旬頃に提供予定です。

(補足)

対策用BMCファームウェアの公開までの間、対象機種のBMCファームウェアの提供は、ダウンロードサイト、および、Update Manager共に停止しています。
対策用BMCファームウェアの公開までの間に、Update Managerにより対象製品のBIOS、BMCファームウェア以外のモジュールを更新する場合は、対象モジュールからBIOS、BMCファームウェアを外してダウンロードする必要がありますのでご注意ください。また、Download Utilityを用いてHA8000xNモデルを対象としたダウンロードはできません。

更新情報

2022年4月22日 この情報ページを掲載しました。

  • 本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。
  • 記載の会社名、製品名などは、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。