HA8000/xM2モデルの一部機種において、BMCおよびBIOSが管理するUUIDに値が設定されていない状態(UUID:00000000-0000-0000-0000-000000000000)で出荷されておりました。
この影響により、複数の装置に接続する際にUUIDを参照するアプリケーションをお使いの場合に、重複するUUIDが検知されるため、問題が発生する場合があります。
JP1/ServerConductor/Deployment Managerでは、UUIDを参照してリソースを識別する仕様となっているため、HA8000/xM2サーバを識別できず、リソースとして登録できない問題が発生します。
装置 | 装置形名 |
---|---|
RS220xM2モデル NS220xM2モデル |
GQx222AM-xxxxxxx GQx222FM-xxxxxxx |
RS220-sxM2モデル NS220-sxM2モデル |
GQx222SM-xxxxxxx GQx222TM-xxxxxxx |
RS210xM2モデル | GQx212AM-xxxxxxx GQx212BM-xxxxxxx GQx212FM-xxxxxxx |
RS110-hxM2モデル | GQx112HM-xxxxxxx GQx112KM-xxxxxxx |
TS20xM2モデル | GQxT22AM-xxxxxxx GQxT22CM-xxxxxxx |
TS10-hxM2モデル | GQxT12HM-xxxxxxx GQxT12KM-xxxxxxx |
上記対象製品のうち、2014年8月以前に出荷した製品においてUUIDは正しく設定されていません。UUIDが正しく設定されていない製品において、複数の装置のUUIDを参照して、装置を識別するアプリケーションをお使いの場合に発生します。
なお、2014年9月以降に出荷した製品については、UUIDは正しく設定されているため、対処は不要です。
次に示す確認方法1と2のどちらかによってUUIDの値を確認することができます。
Webコンソールにログインし、下記項目の値が「00000000-0000-0000-0000-000000000000」の場合、UUIDは正しく設定されていません。
「Resources」タブ - 「Server」 - 「サーバ情報」画面 - 「ハードウェア」タブ - 「UUID」
システムBIOSのセットアップメニューを起動し、下記項目の値が「00000000000000000000000000000000」の場合、UUIDは正しく設定されていません。
「Main」タブ - 「System Information」メニュー - 「System Universal Unique ID」
発生条件に該当する場合は、UUID Setup Toolの適用によって対策をお願い致します。
UUID Setup Toolを下記よりダウンロードしてお使いください。