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Hitachi

日立アドバンストサーバHA8000シリーズ

概要

ドライバ・ユーティリティ新着情報【No.623Red Hat Enterprise Linux Server6.2 (32-bit x86/64-bit x86_64) 用 内蔵 SAS RAID ドライバ】について品質改善を行いましたので、以下にご連絡させていただきます。

品質改善項目

ドライバ・ユーティリティ新着情報 No.623 で掲載されていた RAID ドライバを適用した状態で Kernel の Security Update などで Kernel バージョンをアップデートした際に、 RAID ドライバが Inbox ドライバに戻る現象を対策しました。

発生条件

以下全ての条件を満たす場合、

  1. ドライバ・ユーティリティ新着情報 No623 に掲載されていた「RH62_MEGA0612.EXE」を使用して OS インストールを実施している場合
  2. Red Hat Enterprise Linux Server 6.2 をインストール後、 Kernel の Security Update などで Kernel バージョンをアップデートしている場合

対象システム装置

2012年2月〜モデル(xL1モデル)

  • HA8000/RS440 AL1,CL1モデル
  • HA8000/RS110 AL1,BL1,GL1モデル
  • HA8000/TS10 AL1,BL1,GL1モデル

2011年5月〜モデル(xLモデル)

  • HA8000/RS440 AL,CLモデル
  • HA8000/RS220 AL,BL,CLモデル
  • HA8000/RS210 AL,BL,CLモデル
  • HA8000/RS110 AL,BLモデル
  • HA8000/TS20 AL,BLモデル
  • HA8000/TS10 AL,BLモデル

2010年11月〜モデル(xK1モデル)

  • HA8000/RS440 AK1,CK1モデル
  • HA8000/RS220 AK1,BK1,HK1,KK1,LK1,NK1モデル
  • HA8000/RS210 AK1,BK1,HK1,KK1,LK1,NK1モデル
  • HA8000/RS110 AK1モデル
  • HA8000/TS20 AK1,BK1,EK1,KK1,LK1モデル
  • HA8000/TS10 AK1,BK1,GK1,HK1モデル

再掲載RAIDドライババージョン

再掲載RAIDドライバのバージョンは”00.00.06.12”です。

[アップデート対象確認方法]
再掲載後のバージョンも”00.00.06.12”で変更が無いため、ドライバファイルの日付で確認します。
(1) 以下コマンドを実行します。
(32-bit x86の場合)
# ls -l /lib/modules/2.6.32-220.el6.i686/extra/megaraid_sas/megaraid_sas.ko

(64-bit x86_64の場合)
# ls -l /lib/modules/2.6.32-220.el6.x86_64/extra/megaraid_sas/megaraid_sas.ko

(2) 「megaraid_sas.ko」の ファイル日付が「2012年2月17日」の場合、本ドライバの適用は不要です。
# ******** Feb 17 2012 megaraid_sas.ko
※ 実行環境( GUI/CUI 等)により表示形式が異なる場合があります。

お願い事項

再掲載したドライバを使用し、ドライバアップデートの実施をお願いいたします。

【No.707: Red Hat Enterprise Linux 6.2 (x86,AMD/Intel 64)用内蔵SAS RAIDドライバ(megaraid_sas.ko) v00.00.06.12】

アップデート適用にあたり、ご留意いただきたい事項は以下のとおりです。

  • * ドライバアップデート時にはシステム装置の再起動が必要となります。
  • * 作業時間は1台あたり約10分です。