HA8000/RS440 Windows Server® 2008 R2用1G LANドライバの不良で、通信中まれに、一時的なリンクダウンが発生し、1〜2秒後にリンクアップします。
[確認された現象]
Windows Server® 2008 R2で、MSFCクラスタ環境(Microsoft® Failover Cluster)において、Microsoft® SQL Server®から送信した場合に、一時的なリンクダウンが発生。
HA8000/RS440 AL2,AL1,CL1,AL,BL,CL
LANデバイス | ドライバ |
---|---|
RS440 内蔵LAN1,2,3,4 | e1q62x64.sys (Ver:11.7.32.0) |
GQ-CN7592/CN75A2(増設LANボード:4Port) | |
GQ-CN75B2(増設LANボード:2Port) |
確認方法1と2に該当する場合、対策ドライバの適用が必要となります。
確認方法1 [LANドライババージョン確認方法]
「スタート」→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」をクリックし、デバイスマネージャを開きます。
下記表1に記載のネットワークアダプタのプロパティを開き、「ドライバタブ」クリックします。
ネットワークアダプタ | デバイスマネージャ上の名称 |
---|---|
RS440 内蔵LAN1,2,3,4 | Intel® 82576NS Gigabit Ethernet Controller |
GQ-CN7592(増設LANボード:4Port) | Intel® Gigabit ET Quad Port Server Adapter |
GQ-CN75A2(増設LANボード:4Port) | Intel® Gigabit ET2 Quad Port Server Adapter |
GQ-CN75B2(増設LANボード:2Port) | Intel® Gigabit ET Dual Port Server Adapter |
確認方法1に該当する場合、次の確認方法2に進んでください。
確認方法2 [デバイス単位のIRQ割り込み数の確認]
「スタート」→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」をクリックし、デバイスマネージャを開き「リソース」タブをクリックすると、リソースの設定にて、IRQ割り込み数が確認できます。
※搭載している1Gデバイス(確認方法1記載の表1に記載の1Gデバイス)すべてにおいて、確認を行ってください。
【IRQの割り当てが1個の場合】
対策ドライバの適用が必要となります。
【IRQの割り当てが複数の場合】
対処不要です。
LANドライババージョンアップにて対策を行います。
対策ドライバを下記よりダウンロードしてお使いください。
HA8000シリーズ Microsoft®Windows Server®2008 R2 LANドライバならびLAN拡張機能ツール Ver 17.2
なお、L2/L1/Lモデルの2012/11/30以降出荷分(予定)から、「HA8000シリーズ Microsoft®Windows Server®2008 R2 LANドライバならびLAN拡張機能ツール Ver 17.2」CDをシステム装置に添付しています。