Red Hat Enterprise Linux Server 6 32-bit x86カーネル上で、ixgbeドライバのMTUを1500より大きい値に設定し、OSの再起動またはネットーワークサービスの再起動を行うと、カーネルパニックが発生する場合があります。
本現象は、Red hat Enterprise Linux Server 6シリーズの32-bit x86仕様によるものです。
LANドライバ(ixgbe)バージョン確認方法は以下のコマンドを実行してください。
# modinfo -F version ixgbe
(出力例) 3.2.9-h2-NAPI
回避方法1
Red hat Enterprise Linux Server 6の32-bit x86カーネルを使用する場合は、ixgbeドライバのMTU値はデフォルトの1500にてご使用下さい。
【設定方法】
以下のファイルに,”MTU=xxxx”の記載がある場合、削除を行っていただくか、設定(xxxx)を1500に変更してください。
# /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth*
eth*の”*”は,10Gb 2 ポート LAN ボードのポートに割り当てられた番号になります。
回避方法2
1500より大きく設定したい場合には、64-bit x64カーネルをご使用下さい。