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Hitachi

日立アドバンストサーバHA8000シリーズ

環境対応(Ecology)

省電力化や静音性により、ビジネス環境にも配慮しています。

省電力化により、運用コストを低減

HA8000シリーズでは、サーバ内の温度に応じてFANを適切な回転数に制御するなど、省電力化への取り組みを行っています。さらに、一部のモデルでは、低消費電力で動作するインテル® Xeon® プロセッサーやSSDといった省電力部品を用意。これらの使用により消費電力を低減し、運用コストを抑えることができます。

パワーキャッピング機能により消費電力を抑制

設定した消費電力の上限値を超えないように、自動的にプロセッサのパフォーマンスを制御する動的パワーキャッピング機能を装備。システムに適した電力で稼働させることができるので、余分な発熱量や電源設備コストの低減に繋がります。

消費電力の可視化

稼働中のシステム装置における消費電力の目安をメンテナンスランプに表示可能。システムの構成や稼働状況における消費電力を把握することができます。

40℃動作保証する冷却構造

ラックサーバ*1では、、CPUからの加熱された空気が、特に冷却が必要とされる電源ユニットにかからないように配置するなど、適切なエアフロー設計や冷却効率のよい部品を採用。システム装置内部で発生する熱を効率よく排気、冷却することで、最高40℃までの動作を保証します。システム装置を設置しているサーバルームの空調設備の温度設定の見直しにより、空調電力の節電に貢献します。

*1
環境温度40℃での動作に対応する機種は、HA8000/RS440、RS220、RS220-s、RS210、RS110-hです。
構成については、弊社担当営業にお問い合わせください。

高効率電源の採用

画像:80 Plus Titanium

全機種において、80PLUS®の認証(変換効率80%以上)を取得した高効率な電源を採用しています。機種により、80PLUS® TITANIUM、PLATINUM、GOLDの認証取得電源を用意しています。変換効率を向上させることで電力損失を低減し、より効率よく電力を使用することで、エネルギー消費を抑えています。さらに、一部の機種ではシステム装置の構成に適した電源容量の選択もできるため、より省電力な運用をサポートします。

環境負荷低減への取り組み

日立は「地球温暖化の防止」「資源の循環的な利用」「生態系の保全」を重要な3つの柱として、製品の全ライフサイクルにおける環境負荷低減をめざしたグローバルなモノづくりを推進しています。 HA8000シリーズでは、環境に配慮した部品の使用をはじめとする、環境負荷低減に関する取り組みを行っています。

主な環境負荷低減への取り組み
製品含有化学物質管理 ・RoHS指令*2で規定される特定有害物質の使用制限に対応
*2
RoHS指令 : EU指令の「電気・電子機器中の特定有害物質使用制限指令」

図書館・病院など、静かな場所にも対応する高い静音化を実現

タワーサーバ(静音モデル*4)では、騒音の大きな要因であるFANの風切り音を低減するために、筐体内部の冷却効率を高め、エアフローを効率化。さらに、熱源であるCPUには、ヒートパイプ方式のCPU冷却装置を採用しました。これらにより実測値40dB*5以下の静音化を実現。

*4
対象はHA8000/TS20(静音モデル)、およびTS10の全モデルです。
*5
ISO7779に準拠した弊社測定値。(外気温25度環境時)

画像による説明:ヒートパイプ方式のCPU冷却装置

騒音レベル(参考値)
60dB 普通の会話
50dB 一般的な事務所の中
40dB 図書館の中
30dB ささやき声
20dB 木の葉の触れ合う音