2016年5月20日
株式会社日立製作所
最新のインテル® Xeon® プロセッサー搭載などにより、さらなる高性能化でビジネスのスピードを向上
「HA8000/RS220」 「HA8000/RS210」
株式会社日立製作所(以下、日立)は、このたび、PCサーバである日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」の「HA8000/RS220」、「HA8000/RS210」において、クラウドサービスやビッグデータ活用の進展に対応し、より高性能で拡張性を備えた新製品を開発し、本日5月20日から販売開始します。
新製品は、最新のインテル® Xeon® プロセッサー E5-2600 v4製品ファミリーの搭載などにより、高い処理性能と拡張性を備え、ビジネスのスピード向上を支援します。
近年、企業における新事業の早期立ち上げやIT投資の効率化に向けて、クラウドサービスを活用する動きが加速しており、低コストで、容易かつ柔軟に、企業の基幹システムにも利用できる高信頼な仮想化環境を実現するITプラットフォームが求められています。また、ビッグデータやIoTを活用した新たなビジネス創出を進める上で、高い処理性能や拡張性を備えたシステムの実現が重要となっています。
このような背景のもと、日立は今回、「HA8000/RS220」および「HA8000/RS210」において、従来比で処理性能を約1.2倍*1に向上した最新のインテル® Xeon® プロセッサー E5-2600 v4製品ファミリーを搭載するとともに、メモリ最大容量を約2倍*2に拡大するなど、クラウドサービスやビッグデータ処理に適した性能と拡張性を備えた製品を新たに開発しました。
なお、今回の新製品を、日立統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform」(以下、UCP)のラインアップの一つである、中小規模のプライベートクラウドやサーバ統合に適した「UCPかんたん仮想化モデル」とデスクトップ仮想化環境向けの「UCPかんたんVDIモデル」の搭載サーバに採用します。
今回の新製品では、従来比で処理性能を約1.2倍*1に向上した最新のインテル® Xeon® プロセッサー E5-2600 v4製品ファミリーを搭載したことで、仮想化環境を利用したシステムに最適な性能を備えています。また、8GB、16GB、32GBのメモリには最新のDDR4 2400 RDIMM*3を採用したほか、今回初搭載となる64GBメモリについても最新のDDR4 LRDIMM*4を採用し最大容量を従来比2倍に強化するなど、さらなる高速化を図っています。
また同時に、「HA8000/RS220」において、1プロセッサー搭載時のPCI-e*5スロット数を2から3に変換するPCI-eライザーカード*6を新規採用することにより、1プロセッサーで運用する際のPCI-ボードの冗長性を高め、さらなる高信頼化を図っています。
日立は、今後も、「HA8000シリーズ」および「BladeSymphony」のブレードサーバの各モデルについても、最新のインテル® Xeon® プロセッサーを搭載した新製品を、順次、提供していきます。また、システムの迅速な問題解決を支援するサポートサービス「日立サポート360」や、維持保守サービスと定期点検サービスなどをセットにして提供する「おまかせ安心モデル」など、企業システムの安定稼働を支える製品・サービスを提供し、高信頼なクラウドサービス基盤の構築を支援していきます。
製品名 | 仕様概要 | 価格(税抜) | 出荷開始時期 |
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HA8000/RS210 |
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800,000円〜*7 | 2016年5月31日 |
HA8000/RS220 |
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835,000円〜*7 |
電話:0120-2580-12(利用時間 9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝日を除く))
以上