【VMwareについて】
【機能について】
米国VMware社にて開発された仮想化ソフトウェア製品です。
VMware vSphereを販売、サポートしています。VMware vSphereはVMware Infrastructure 3(VI3)の後継製品で最新リリースはvSphere5 (VS5)です。
また仮想デスクトップ製品であるVMware Viewの販売、サポートを開始いたしました。
VMware Serverは、無償でダウンロードできWindowsなどにインストールして利用するアプリケーションです。
VMware vSphereには、 サーバに直接インストールして利用する無償のVMware vSphere Hypervisorソフトウェアと、有償のVMware vSphereソフトウェアライセンスがあります。
一般にvSphereとは有償のVMware vSphereを示します。
VMware ESXまたはESXiを、コアコンポーネットとして選択可能なパッケージ製品です。ご利用機能にあわせたEditionを選択できます。
VI3のパッケージ内容によりEnterprise Edition, Standard Edition,
Starter Editionがあります。ESX3.5よりStarter EditionはFoundation Editionと呼ばれます。
vSphere4(VS4)では、Enterprise Plus Edition, Enterprise Edition, Advanced Edition, Standard Editionがあります。
vSphere5(VS5)では、Enterprise Plus Edition, Enterprise Edition, Standard Editionがあります。
VS5からVS4へ、またVI3へもライセンスをダウングレード可能ですので、既設環境でご利用のリリースに合わせた増設が可能です。
弊社では、VMware ESX/ESXiとそのライセンス製品であるvSphere、vCenter ServerをOEM提供しサポートいたします。VMware ViewもOEM提供しサポートいたします。
スタンドアロン環境向け無償製品VMware vSphere Hypervisorもサポートいたします。その他の製品につきましては、サポート対象外です。
「日立サポート360」をご利用いただくと、VMwareとハードウェアの障害切り分けを含めた一体的なサポートをご提供します。
「HA8000かんたん仮想化ソリューション」をご利用ください。
東京・品川にて、セミナーを開催しております。
セミナー情報は、ソフトウェアのサイトでご確認ください。
日立インフォメーションアカデミーにて実施しております。
日程・開催地区・金額等は、日立インフォメーションアカデミーのサイトにてご確認ください。
vCenter Serverの略でVI3やVS4,VS5を統合管理するVMware製品の名称です。
SQL又はOracleなどデータベースソフトウェアが必要です。
vMotion, DRSの設定, 指示, HAの設定のほか、ゲストOSのクローニングなど運用を効率化する機能が利用できません。
VI3では、ライセンスの管理方法としてサーバベースとホストベースの2種類があり、VC機能を利用する場合に必須となるのがライセンスサーバです。
vCenter, ESX Serverのほか、VI3の各オプション機能を利用するライセンスを管理するサーバです。
VS4以降ではライセンスサーバを利用しないため、必要ありません。
vCenterと同一のマシン上にインストールすることが推奨されますが、既存のFLEXnetライセンスサーバを利用することも可能です。ライセンスサーバとの通信は、ポート27000,
27010を利用します。
vCenterで管理するESX/ESXiや仮想マシンに関する管理情報の他、ログなどを収集しているデータベースです。
vCenterと同一のマシン上にインストールすることが推奨されますが、既存のデータベースサーバを利用することも可能です。
VCのバージョンによってサポートしているデータベースが異なります。VMware社のマトリックスをご参照ください。
ESX/ESXi又は、VCにアクセスして仮想マシン作成などGUIで操作するために使用します。VI3ではVIクライアントと言います。
アクセスするVC,ESXのバージョンに合致したvSphereクライアントを利用する必要があります。vSphereクライアントをインストールする前に、要件を満たしていることを確認してください。
VCとの通信はポート443, 80, 902,903を利用します。
物理サーバのプロセッサ リソース、メモリ リソース、ストレージ リソース、ネットワーク リソースを、複数の仮想マシンに抽象化する仮想化レイヤです。
直接ハードウェアにインストールするためVMware社の認証を受けた、HA8000シリーズが必要です。HA8000なら、「仮想マシンのスケジュールを遅滞無く実行するため2CPU(ソケット)を搭載」、「ESX/ESXiのブートディスクとしてSASハードディスク」を搭載しております。
ESX/ESXiによって仮想マシンが保存され共有可能なファイルシステムです。物理サーバ間で共有されたVMFSは仮想マシン単位で排他制御されます。
VMware社の認証を受けた、ストレージ(インタフェース)が必要です。
vMotion, DRS,HA, FTのほか、VCB, vStorage APIs for Data Protectionで利用可能になります。
ゲストOSのリソースとしてSMP構成の仮想マシンを利用可能とするライセンスです。4仮想CPU(vSMP)を超える仮想マシンもvSphere4 Enterprise Plusで利用可能です。SMPに対応可能なゲストOSが必要です。
仮想マシンをPower ONの状態で、ゲストOSを動作させたまま、異なる物理サーバに移動する機能です。
構成, 仕様が共通した複数の物理サーバと、それぞれに接続, 共有されたVMFSが必要です。設定及び操作にVCが必要です。vMotion専用LAN(1Gbps)の帯域確保を推奨いたします。
実行中の仮想マシンの移行が可能になり、業務を止めることなくメンテナンスできるようになります。
vMotionの機能を利用してリソースの使用率を継続的に監視し、ビジネス ニーズおよび変化する優先事項を反映した定義済みのルールに従って、使用可能なリソースをより的確に仮想マシン間に割り当てます。
vMotionを利用可能な構成、設定が必要です。vMotionのライセンスも必要です。設定及び操作にvCenterが必要です。
仮想化による集約、コンソリデーションで物理サーバの利用率向上を目指すなかで、発生しうる負荷の集中に対し、手動での負荷分散が必要となります。
HAで起動された仮想マシンの負荷状態が変化した際に重要なゲストOSに必要なリソースを確保できない恐れがあります。
オペレーティング システムまたはハードウェア構成に関係なく、コストパフォーマンスに優れたシステム可用性を提供します。
設定にvCenterが必要です。予備として利用可能なリソースの構成、複数の物理サーバと、それぞれに接続, 共有されたVMFSが必要です。
万一、サーバ障害もしくは不具合でESX/ESXiが停止した場合の業務停止を避けるための方策が必要になります。
オペレーティング システムまたはハードウェア構成に関係なく、コストパフォーマンスに優れた持続性のあるソフトウェアベースの二重化システムを提供します。
1仮想CPUで構成されメンテナンスの必要が無いゲストOSの二重化に利用可能です。 Virtual SMPは未サポートです。ゲストOSのメンテナンスでsnapshotおよびsnapshotを活用したバックアップなどが必要な場合にはVMware
FTを解除します。
VMware FT用に認証されたサーバによるVMware HA, vMotionを利用可能な構成、設定が必要です。
VMware FT専用(Heartbeat, ログ)LAN(1Gbps)の帯域確保を推奨いたします。
万一、サーバ障害もしくは不具合でESX/ESXiが停止した場合の業務停止を避けるための方策が必要になります。
VMFSをWindowsサーバから参照, バックアップすることを支援する機能です。 VCB1.5 Update2が最後のリリースとなりvSphere5以降のリリースではvStorage APIの利用を推奨します。
VMFSをWindowsサーバから参照, バックアップすることを支援する機能です。 バックアップソフトのAPI対応状況により利用可能な機能範囲が異なります。
VCB/VADPの対象は、VMFSであり、ESX/ESXiのバックアップには対応していません。ESX/ESXiが対応している殆どのゲストOSのバックアップに利用可能です。
バックアップソフトの対応状況により利用可能な機能範囲が異なります。
LANフリーバックアップにはWindowsサーバと、共有されたVMFSが必要です。LAN経由のバックアップではVMFSの格納場所は任意です。リストアの際に一旦VMFSを復旧するディスク容量がWindowsサーバに必要です。
日立版ARCserveとJP1/VERITASに対応しています。
HMCC(日立オープンミドルウェア問い合わせセンター)へお問い合わせください。
ESXのコマンドラインインタフェースからVCB操作(vcbMounter)が可能です。ゲストOSの停止時間を最小化し静止化(snapshot機能)を活用することで制約された時間でのバックアップに適用可能です。
通常のLAN経由でのバックアップに加えFC SANでのバックアップが可能で高速です。ゲストOS環境の静止化(snapshot機能)とAPIによるストリーム転送により制約された時間でのバックアップでも適用可能です。
VMFSの仮想マシン環境は、一連のファイルとして管理されており、ファイルコピーなどによりバックアップ可能ですがフラグメントなどの弊害があり非推奨です。
日立ディスクアレイのShadowImageなどでは物理的なアクセス(RDM)利用が推奨条件となりますが高速なバックアップが可能です。