無停電電源装置に、UPS拡張ユニット、またはUPSインタフェース拡張ボードを搭載することにより、
複数台のシステム装置で1台の無停電電源装置を共有させることが可能です。
UPS拡張ユニットは最大8台(カスケード接続時には最大15台)、UPSインタフェース拡張ボードでは最大3台のシステム装置にて共有可能です。
システム装置と無停電電源装置間に使用するUPS接続ケーブルは、UPS標準ポートへの接続であれば、「PowerChute Business
Edition」に標準添付されているUPS接続ケーブルを使用してください。 複数台のシステム装置で1台の無停電電源装置を共有する場合、UPS標準ポート以外への接続は、UPS接続ケーブルを使用してください。
ただし、無停電電源装置によりUPS拡張ユニット、またはUPSインタフェース拡張ボードをサポートしていない場合がありますので、サポートの有無をご確認願います。
システム装置、および周辺機器(オプション)については、最大消費電力で計算してください。
BIOSセットアップメニューの設定において「AC入力でシステム装置を起動させる」の設定にしてください。
BIOS設定の詳細は、各システム装置に添付されている「リファレンスガイド」をご参照願います。
UPS I/F拡張ボードまたはUPS拡張ユニットにより複数のシステム装置を接続して無停電電源装置管理ソフト「PowerChute Business Edition」、または「PowerChute plus」を使用している場合は、「UPS起動待機時間の設定」を"0"以外にしてください。
無停電電源装置のバッテリは保守製品となります。詳細につきましては保守サービス会社にご確認願います。
無停電電源装置のコンセント形状は、接地型2極引掛差込コンセントです。
無停電電源装置1台に、「PowerChute Business Edition」、または「PowerChute plus」 1式が必要となります。 また、「PowerChute Business Edition」、または「PowerChute plus」のライセンスは、無停電電源装置1台につき1ライセンスです。 (複数台のシステム装置で1台の無停電電源装置を共有した際も、別途ライセンスを購入する必要はありません。)