出来ません。詳細は、「バックアップデバイスメディアの互換性」をご参照願います。
ARCserveを次の条件で運用された場合、「テープへの追加」でバックアップした時にデータの追加位置を検出できず、メディアエラーとなる場合がありますので、下記回避策を実施する必要があります。
■運用条件
DATまたはDATチェンジャーへのバックアップで、ARCserveのバックアップオプション指定を「メディアへの追加」で指定し、バックアップ後、シャットダウン(システム装置の電源オフ)している場合。(リブートの場合は問題ありません)
□回避策:下記いずれかを実施
(1)ARCserveのバックアップオプション指定で、「バックアップメディアとディスクの比較」を選択する。
(2)ARCserveのバックアップオプション指定で、「最後にバックアップメディアをイジェクト」を選択する。
(DATにてこの指定を選択した場合、バックアップ後にメディアがDATの外に排出されるため、手動でテープの再セットが必要になります。)
なお、「上書き」指定でのバックアップ運用では上記制限はありません。
バックアップが必要である理由は、サーバに格納されている重要なデータが失われた時に、データのバックアップがあれば最初からデータを作成し直さずにすむためです。
例えば、ユーザが誤ってデータを削除してしまった場合や、サーバ全体におよぶ不測の事態(地震や火事など…)の場合、バックアップなしではデータを復活させることは不可能です。
このような最悪の事態を考慮して、定期的なバックアップを推奨します。
BackupExecの仕様でリムーバブルデバイスへのバックアップを行う場合、メディアの管理情報の読み込みに失敗すると上記現象になります。
この場合には、リムーバブルデバイスのヘッドクリーニングを実施したり、メディアを新しい物に交換するなどの対応をお願いします。
システム装置のフロントドアや、ラックのフロントドアを閉めた状態で、アプリケーション上の操作(または自動排出設定)によりメディアを自動排出させると、フロントドアとメディアが干渉してうまく排出されずエラーとなる場合があります。また故障の原因にもなりますので、メディアを排出する場合は、必ずフロントドアを開けた状態で実施してください。逆のケースで、テープデバイスのメディアが排出された状態や、AITの前面カバーが開いている状態、CD-ROMのトレイが引き出されている状態でフロントドアを閉めますと、同様に故障の原因になりますのでご注意願います。また、このような状態(メディアが排出された状態)で放置されますと、ほこりがデバイス内部に入り込み障害の要因になりますので、ご注意ください。
※チェンジャー装置等メディアを排出しても、デバイス外部に直接メディアが出てこないようなデバイスでは問題ありません。
テープデバイスの制限事項で、ドライブ内にメディアが入ったままシステム装置の電源をオフ(またはリブート)すると追加書き込みができなくなります。本問題を回避するにはメディアを排出させてからシステム装置の電源をオフ(またはリブート)するようにしてください。
※テープの先頭からデータを書き込む場合は問題ありません。
LTOドライブの制限事項として、新品のクリーニングカートリッジをご使用になる場合、初回(第一回目)のご使用時において、メディアエラーを報告(ドライブの「Media
Error LED」が点灯)するケースがあります。本現象はクリーニングカートリッジ初回ご使用時のみ発生するもので、2回目以降は発生しません。またメディアエラーが報告されても、クリーニング動作は正常終了します。
本現象は、クリーニングカートリッジ初回ご使用時に限定されたものであり、2回目以降のご使用時には発生しません。
またシステムやバックアップ業務への影響はありませんので、クリーニングカートリッジ初回ご使用時に表示される「MediaError LED」の点灯は無視して運用頂きますようお願いします。
テープバックアップ装置の種類や、稼動させるアプリケーションによって異なります。
まずドライバの提供先についてですが、大きく分けてWindows標準機能のバックアップツールと、 ARCserveやBackupExecなどで知られるバックアップ専用アプリケーションをご使用になる場合とで分かれます。
メディアの消去操作を行なうと、ARCserveが対象デバイスグループに対してロックをかけるのですが、消去完了後もロック状態が継続してしまう事が原因です。
消去完了から数分待ってから即時バックアップをしていただくか、バックアップジョブをサブミットする際に「即実行」ではなく「時間日時指定(日時はデフォルトの現在の日時のまま)」を選択してください。
ARCserver r11.5の特定バージョン(SP1)とSCSIボード,オンボードSCSIの組合せにおいて発生するエラーです。
詳細内容と対応方法につきましては、CA
ARCserve Backupニュースリリースをご参照ください。