【タイトル】 |
RAID_FW_DRV_RHEL4U1_0101.EXE
アレイボードCA7710/CA7080/1068ROMB用
ファームウェアバージョン 1.12.260-0687
Linux用ドライババージョン 00.00.04.11.8
アップデートツール |
【バイト数】 |
7,093,096 Bytes |
【制作者名】 |
(株)日立製作所 エンタープライズサーバ事業部 |
【動作環境】 |
HA8000/70 VE,WE HA8000/110 KE
HA8000/130 CE,DE HA8000/270 CE,DE,JE,KE |
【作 成 日】 |
2010/04/16 |
【種 別】 |
ディスクアレイコントローラボードファームウェア
ディスクアレイコントローラボードドライバ |
【転載条件】 |
転載不可 |
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【内容】
HA8000/xEモデルに搭載されるアレイボードCA7710/CA7080/1068ROMB用
ファームウェア、ドライバアップデートツールです。
アップデート後の
・ファームウェアのバージョンは「 1.12.260-0687 」です。
( Packageバージョンは「 7.0.1-0072 」 )
・ドライバのバージョンは「 00.00.04.11.8 」です。
1.アップデート内容
従来バージョンからの変更点は、以下のとおりです。
[ファームウェア変更点]
(1.02.00.0119 -> 1.03.00.0177)[SASモデル]
(a)複数論理ドライブ構成においてリビルド中のメディアエラー発生時に、
別の論理ドライブのHDDに対してメディアエラーが埋め込まれ、
JBOD,RAID0構成では、リードエラーとなる問題を対策しました。
(*)なお、HA8000/xEモデルでは JBOD,RAID0は未サポートのため、
本問題によるお客様環境への影響はございません。
(1.03.00.0177 -> 1.12.180-0480)[SASモデル]
(b)SASモデル、SATAモデルで分かれていたファームウェアが
共通化されました。
(c)起動時のネゴシエーションコマンドに応答しないHDDがあった際に、
不正にHDDを障害登録して複数台HDD障害となる問題を対策しました。
(d)アレイボード内部のIOPキャッシュ処理エラーに対して、
ファームウェア内部でリトライする機能を追加しました。
(1.03.20.0225 -> 1.12.180-0480)[SATAモデル]
(b)SASモデル、SATAモデルで分かれていたファームウェアが
共通化されました。
(c)起動時のネゴシエーションコマンドに応答しないHDDがあった際に、
不正にHDDを障害登録して複数台HDD障害となる問題を対策しました。
(d)アレイボード内部のIOPキャッシュ処理エラーに対して、
ファームウェア内部でリトライする機能を追加しました。
(1.12.180-0480 -> 1.12.260-0687)
(e)(d)の機能で救えないケースのエラーに対して、ファームウェアと
ドライバの組合わせでリトライする機能を追加しました。
※本機能はドライババージョン「00.00.04.11.8」と
組合わせることで機能します。
(f)RAID構成管理エリアにメディアエラーがあった場合に
OS起動不可が発生した問題を対策しました。
(g)ホットスペアへのパトロールリード中にシステム装置の再起動が
実施された場合に、パトロールリードが再開しなかった問題を
対策しました。
[ドライバ変更点]
(00.00.03.01 -> 00.00.04.11.8)
(a)ファームウェア変更点(d)の機能で救えないエラーに対して、
ファームウェアとドライバの組合わせでリトライする機能を
追加しました。
※本機能はファームウェアバージョン「1.12.260-0687」
以降と組合わせることで機能します。
(b)シャットダウン処理中にまれにブルースクリーンが発生する問題を
対策しました。
2.アップデート対象
アップデート対象は以下のとおりです。
(1)システム装置
HA8000/70 VE,WE
HA8000/110 KE
HA8000/130 CE,DE
HA8000/270 CE,DE,JE,KE
(2)OS
Red Hat Enterprise Linux ES4 (x86) Update 1
Red Hat Enterprise Linux AS4 (x86) Update 1
3.バージョン確認方法
・ファームウェアのバージョン確認
(1)「ファームウェアv687アップデート手順.pdf」の
「CA7710/CA7080/1068ROMB用ファームウェア バージョン確認手順」
を参照し確認してください。
(2)バージョンが「1.12.260-0687」の場合、本ファームウェアの適用は
不要です。
・ドライバのバージョン確認
(1)下記コマンドを実行してください。
# dmesg | grep megasas
(2)バージョンが「00.00.04.11.8」の場合、本ドライバの適用は不要です。
# megasas : 00.00.04.11.8 xxx xx xxxx xx:xx:xx
^^^^^^^^^^^^^
4.注意事項
(1)ファームウェア、ドライバのアップデート手順には、
システム装置の再起動が含まれます。
アップデート手順の詳細は「RAID_FW_DRV_RHEL4U1_0101.EXE」展開後の
「Readme.txt」をご参照ください。
(2)ファームウェア変更点(e)、ドライバ変更点(a)のリトライ機能が
動作した際に、RAID管理ユーティリティ(MegaRAID Storage Manager)
のロギングするタイムスタンプがOSの時間ではなく、リトライ機能が
動作した時間を"0"とした経過時間になります。
OSの時間補正機能(最大1時間毎に時間補正する。)をサポートしている
RAID管理ユーティリティのバージョン(2.36-01以降)を本ダウンロードサ
イト(HA8000ホームページ)よりダウンロードしてお使いください。
5.アップデートFD作成方法
注意) ダウンロードファイルは、Windows OS でのみ展開可能です。
(1) ダウンロードしたファイル(RAID_FW_DRV_RHEL4U1_0101.EXE)を
ダブルクリックします。
(2) [展開]ボタンをクリックします。
(3) 展開したいフォルダを指定して、[OK]ボタンをクリックします。
(4) 指定したフォルダの下に「RAID_FW_DRV_RHEL4U1_0101」フォルダが
作成され、ファームウェア、ドライバのアップデートに必要な
ファイルが展開されます。
(5) フォーマットした「FDを3枚」、「ブランクCD1枚」を準備します。
(6) 準備したFD、CDにそれぞれ、
「CA7710/CA7080/1068ROMB用 F/Wアップツール No1 Ver01-00」、
「CA7710/CA7080/1068ROMB用 F/Wアップツール No2 Ver01-00」、
「CA7710/CA7080/1068ROMB用 F/Wアップツール No3 Ver01-00」、
「CA7710/CA7080/1068ROMB用 Linuxドライバ
(ドライバVer.00.00.04.11.8)」と記載してください。
(7) RAID_FW_DRV_RHEL4U1_0101\FW480フォルダに展開された "MegaCli.exe",
"OemSet.exe","UPDATE01.bat","UPDATE02.bat","UPDATE03.bat"の
合計5ファイルを、「CA7710/CA7080/1068ROMB用 F/Wアップツール
No1 Ver01-00」FDにコピーします。
(8) RAID_FW_DRV_RHEL4U1_0101\FW480フォルダに展開された "floppy1.rom"を
「CA7710/CA7080/1068ROMB用 F/Wアップツール No2 Ver01-00」
FDにコピーします。
(9) RAID_FW_DRV_RHEL4U1_0101\FW480フォルダに展開された "floppy2.rom"を
「CA7710/CA7080/1068ROMB用 F/Wアップツール No3 Ver01-00」
FDにコピーします。
(10) RAID_FW_DRV_RHEL4U1_0101\Driver\Linuxフォルダに展開された
"2.6.9-11.ELsmp"フォルダ「CA7710/CA7080/1068ROMB用
Linuxドライバ(ドライバVer.00.00.04.11.8)」CDにコピー(※)します。
※お使いのCDライティングソフトのマニュアルを参照してください。
展開後のファイル群は、以下から構成されます。
\RAID_FW_DRV_RHEL4U1_0101
| : [自己解凍することにより作成されるディレクトリ]
|
|--\Driver
| |
| |--\Linux
| |
| |--\2.6.9-11.ELsmp
| |
| |
| |--\i686
| |
| |--bup.sh
| |
| |--dup.sh
| |
| |--megaraid_sas.ko
|
|--\FW480
| |
| |--floppy1.rom
| |
| |--floppy2.rom
| |
| |--MegaCli.exe
| |
| |--OemSet.exe
| |
| |--update01.bat
| |
| |--update02.bat
| |
| |--update03.bat
|
|--\FW687
| |
| |--\fw
| | |
| | |--raidfw.rom
| |
| |--\Linux
| |
| |--\x86
| | |
| | |--FWUP.sh
| | |
| | |--FWVerChk.sh
| | |
| | |--MegaCli
| |
| |--\x64
| |
| |--FWUP.sh
| |
| |--FWVerChk.sh
| |
| |--MegaCli64
|
|--RAIDファームウェアv687アップデート手順.pdf
| : [ファームウェアアップデート手順書]
|
|--RAIDドライバv4.11.8アップデート_LINUX_手順.pdf
| : [ドライバアップデート手順書]
|
|--Readme.txt : [本テキストファイル]
実際の使用方法や注意事項については、RAID_FW_DRV_RHEL4U1_0101.EXEフォルダ
にあるReadme.txtをご参照ください。
6.お問い合わせ先
本品に関するお問い合わせは下記までお願いします。
HCA センタ(HITAC カスタマ・アンサ・センタ)
フリーダイヤル 0120-2580-91
受付時間 9:00〜12:00/13:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
[[[[[[ご利用の前に]]]]]]
ダウンロードする前に、あらかじめ下記項目をご了承ください。
1) 当該製品のユーザは、本ソフトウェアを使用することのみできます。
複製または第三者に非営利目的で譲渡若しくは貸与することはできません。
2) 本ソフトウェアを翻案、翻訳、リバースエンジニアリング、
逆コンパイル、逆アセンブルすることはできません。
3) 本ソフトウェアに瑕疵が無いことを保証するものではありません。
ダウンロードファイル名を『RAID_FW_DRV_RHEL4U1_0101.EXE』としてください。
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