HA8000/xG,xH,xJに搭載されるCA7721/CA7722/CA7723/CA7724/
LSI社製MegaRAID SAS 1078相当RAIDボード用のファームウェアアップデート
ツールです。
アップデート後の
・ファームウェアのバージョンは「 1.40.142-0810 」です。
( Packageバージョンは「 11.0.1-0027 」 )
1.アップデート内容
従来バージョンからの変更点は、以下のとおりです。
[ファームウェア変更点]
(1.12.02-0331 -> 1.12.92-0374)
(a)HA8000/RS220(AG/BG/DG)モデル、HA8000/RS210(AG/BG)モデル、
HA8000/RS110(AG)モデル、HA8000/TS20(AG/BG/CG/DG)モデル、
HA8000/TS10(AG/BG)モデル、HA8000-es/RS210(CG)モデル、
HA8000-es/RS220(CG)モデルを追加サポートしました。(*1)
(*1:「1.12.02-0331」は、HA8000/RS440(AG)モデルのみで採用)
(1.12.92-0374 -> 1.20.02-0447)
(a)HA8000/xHモデルを追加サポートしました。
(1.12.02-0331, 1.12.92-0374, 1.20.02-0447 -> 1.40.52-0629)
(a)ホットスペア設定有りの構成でRemoved障害(*2)が検出されても、
HDDステータスランプが橙点灯しない不具合を対策しました
(*2:SASインターフェースのリンクが切断され、HDDが認識できない
状態となる障害)
(b)ホットスペア設定有りの構成でRemoved障害が検出されても、
BMCのリモートマネジメント機能による障害通知ができない不具合を
対策しました。
(c)HA8000/xJモデルを追加サポートしました。
(1.12.02-0331, 1.12.92-0374, 1.20.02-0447, 1.40.52-0629 ->
1.40.142-0810)
(a)I/O負荷状態でHDDのコマンドタイムアウトエラーが連続発生する
障害状態に陥った際、「Fatal Firmware Error」が発生しシステム
ダウンに至る不具合を対策しました。
(b)ホットスペア設定有りの構成でHDD障害が発生しても、ホットスペアへ
自動リビルド機能が動作しない場合がある不具合を対策しました。
(c)HA8000/xKモデルを追加サポートしました。
2.アップデート対象
アップデート対象は以下のとおりです。
(1)システム装置
HA8000/RS440(AG/AH/AJ)モデル
HA8000/RS220(AG/BG/DG/AH/BH/DH/AJ/BJ/DJ/HJ)モデル
HA8000/RS210(AG/BG/AH/BH/AJ/BJ/HJ)モデル
HA8000/RS110(AG/AH/AJ)モデル
HA8000/TS20(AG/BG/CG/DG/AH/BH/CH/DH/AJ/BJ/EJ)モデル
HA8000/TS10(AG/BG/AH/BH/AJ/BJ)モデル
HA8000-es/RS210(CG/CH/CJ)モデル
HA8000-es/RS220(CG/CH/CJ)モデル
(2)OS
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition
Red Hat Enterprise Linux 4
Red Hat Enterprise Linux 5
VMware(R) ESX(TM) 4.0
3.アップデート媒体の作成方法
注意!:ダウンロードファイルは、Windows OSでのみ展開可能です。
(1)ダウンロードしたファイル「RAID_FW_1078_0100.EXE」をダブルクリック
します。
(2)[展開]ボタンをクリックします。
(3)展開したいフォルダを指定して、[OK]ボタンをクリックします。
(4)指定したフォルダの下に「RAID_FW_1078_0100」のフォルダが作成され、
アップデート媒体の作成に必要なファイルが展開されます。
「RAID_FW_1078_0100」配下のフォルダ構成を以下に示します。
\RAID_FW_1078_0100
| : [自己解凍することにより作成されるディレクトリ]
|
|--\fw810
| |
| |--\fw
| | |
| | |--SAS1078_FW_Image.rom
| |
| |--\Linux
| | |
| | |--fwup.sh
| | |--FWVerChk.sh
| | |--MegaCli
| | |--ParmSet.sh
| | |--RS440_ParmSet.sh
| |
| |--\VMware_4
| | |
| | |--fwup.sh
| | |--FWVerChk.sh
| | |--MegaCli
| | |--ParmSet.sh
| | |--RS440_ParmSet.sh
| |
| |--\Windows
| | |
| | |--fwup.bat
| | |--FWVerChk.bat
| | |--MegaCli.exe
| | |--ParmSet.bat
| | |--RS440_ParmSet.bat
|
|--SAS1078_RAIDファームウェアv810アップデート手順.pdf
| : [ファームウェアアップデート手順書]
|
|--Readme.txt : [本テキストファイル]
(5)フォルダ「RAID_FW_1078_0100」内にある全ファイル・フォルダ
全てをブランクCD-R媒体へコピーし、アップデート媒体を作成して
ください。
作成したCDは、ラベル名
『CA7721/CA7722/CA7723/CA7724/LSI社製MegaRAID SAS 1078相当
RAIDボード用ファームウェアアップデートツール Version 01-00』と
してください。
本提供によるCDのバージョンは下記のとおりです。
CD Version : 01-00
4.RAIDファームウェアのバージョン確認方法について
作業前にRAIDファームウェアのバージョン確認を行うことで、
アップデート対象か判別することができます。
(1)「SAS1078_RAIDファームウェアv810アップデート手順.pdf」10ページの
「CA7721/CA7722/CA7723/CA7724/LSI社製MegaRAID SAS 1078相当
RAIDボードファームウェアバージョン確認手順」を参照し、
RAIDファームウェアのバージョンを確認してください。
(2)バージョンが「1.40.142-0810」の場合、本ファームウェアの適用は
不要です。
5.注意事項
(1)ファームウェアのアップデート手順には、
システム装置の再起動が含まれます。
アップデート手順の詳細は「RAID_FW_1078_0100.EXE」展開後の
「Readme.txt」をご参照ください。
実際の使用方法や注意事項については、RAID_FW_1078_0100フォルダ
にあるReadme.txtをご参照ください。
本品に関するお問い合わせは下記までお願いします。
HCA センタ(HITAC カスタマ・アンサ・センタ)
フリーダイヤル 0120-2580-91
受付時間 9:00〜12:00/13:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
[[[[[[ご利用の前に]]]]]]
ダウンロードする前に、あらかじめ下記項目をご了承ください。
1)当該製品のユーザは、本ソフトウェアを使用することのみできます。
複製または第三者に非営利目的で譲渡若しくは貸与することはできません。
2)本ソフトウェアを翻案、翻訳、リバースエンジニアリング、
逆コンパイル、逆アセンブルすることはできません。
3)本ソフトウェアに瑕疵が無いことを保証するものではありません。
ダウンロードファイル名を『RAID_FW_1078_0100.EXE』としてください。
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