【内容】 弊社HA8000シリーズコンパクトディスクアレイ装置 CR80 (CR804,CR804Lite) 用ディスクアレイファームウェアをリリース致しました。 本提供によるユーティリティーバージョンは以下の通りです。 コンパクトディスクアレイ装置 CR80 (GH0CR804-*******) ファームウェアバージョン:L4HJ 適用対象機種は下記の通りです。 システム装置:コンパクトディスクアレイ装置 CR80 (GH0CR804-*******) 対象ファームウェアバージョン:L4HA、L4HC、L4HE、L4HF、L4HG、L4HH ※出荷時期によって異なります。 本品(CR804-J.EXE)は自己解凍型圧縮ファイルになっています。 そのまま実行すれば解凍されます(解凍中にフォルダの作成を問われた場合は 「作成する」を選択して下さい)。 解凍後のファイル群は、以下から構成されます。 README.TXT :説明用のテキストファイル L4HJ.ram :ファームウェアイメージファイル 【修正内容】 L4HAからL4HCへの変更内容 ・ドライブキャッシュの設定が正しく反映されていなかった不具合の修正 (L4HAではドライブキャッシュが常に有効に設定されていました。) ・アレイコントローラの2重化サポートの為の変更 ・アップデート実施後にハングアップする不具合の修正 L4HCからL4HEへの変更内容 ・デフォルトゲートウェイの設定間違いによりLANアクセスができなく なる不具合の修正 ・インスタントコピーライセンスを導入した状態で、インスタントコピー 開始時に稀にハングアップする不具合の修正 L4HEからL4HFへの変更内容 ・保守交換時にファームウェアバージョンが異なるコントローラを混在さ せて起動した時に正常に起動しない場合がある不具合の修正 ・電源起動時に電源異常のログが誤って残ってしまう不具合の修正 ・ネットワークトラフィックが高負荷になると、2重化構成の片側アレイ コントローラを誤って縮退してしまう不具合の修正 ・リビルト時間を短縮する為の修正 L4HFからL4HGへの変更内容 ・ファイバーチャネルアクセスが過負荷になると、処理速度が低下する事が ある不具合の修正 ・リビルト処理中にハードディスクの読み出し側でリトライが多発した場 合にリビルト処理が停止してしまう事がある不具合の修正 ・上記現象でリビルト状態で停止したHDDを引き抜くと誤って別のHDD が切り離される場合がある不具合の修正 L4HGからL4HHへの変更内容 ・2重化コントローラ構成の場合、インスタントコピーが開始出来ない事が ある不具合の修正 ・スロット4のHDDリトライ処理時に装置前面のファンエラーLEDがオレンジ 点滅する不具合の修正 ・VCLからのInvoke Rebuild操作でリビルトが開始出来ない不具合の修正 L4HHからL4HJへの変更内容 ・2重化構成のコントローラ間通信部分で故障が発生した場合に、正常に 片側コントローラの閉塞が実施されない場合がある不具合の修正 ・筐体内部の電源管理用のシリアルバスが不安定になる故障が発生した場合 に、稀にコントローラが誤ってシャットダウンしてしまう不具合の修正 ・2重化コントローラ構成の場合に、リビルト処理が稀に重複して実行され リビルト処理時間が異常に時間を要する場合がある問題の修正 (重複して実行されてもリビルト処理は正常に行われます。) 【補足】 L4HJで対策を行った2件の不具合修正は装置特定部位の故障発生に起因したフ ァームウェア動作の不具合を修正したものです。 【制限事項】 管理ユーティリティRAID Management Program for CR80 Virtual Console CD (V01-01)以前のユーティリティをご使用のお客様環境では、L4HE以降のファー ムを適用した場合に、デーモンログにバージョン不一致のエラーログが発生す る現象が判明しております。 動作上の問題はありませんが、エラーログ発生を回避して頂く為に、別途ダウ ンロードサイトで公開している最新のCR804管理ユーティリティCDをダウン ロード頂き管理ユーティリティプログラムの再インストール作業を実施して頂 く必要があります。 実際の使用方法や注意事項については、ルートディレクトリにある README.TXTをご覧ください。 【お問合せ先】 本品に関するお問い合わせは下記までお願いします。 HITACカスタマ・アンサ・センタ フリーダイヤル 0120-2580-91 受け付け時間:月曜日〜金曜日9:00〜12:00/13:00〜17:00 [[[[[[ご利用の前に]]]]]] ダウンロードする前に、あらかじめ下記項目をご了承ください。 1)当該製品のユーザは、本ソフトウェアを使用することのみできます。 複製又は第三者に非営利目的で譲渡若しくは貸与することはできません。 2)本ソフトウェアを翻案、翻訳、リバースエンジニアリング、 逆コンパイル、逆アセンブルすることはできません。 3)本ソフトウェアに瑕疵が無いことを保証するものではありません。 ダウンロードファイル名を『CR804-J.EXE』としてください。