【タイトル】 |
2015HS0E.EXE アレイボードCA7211用F/Wアップツール |
【バイト数】 |
1,027,552 Bytes |
【制作者名】 |
(株)日立製作所 エンタープライズサーバ事業部 |
【動作環境】 |
HA8000/70P7,110G7,130A7,130B7,70P8,110G8,130A8,130B8 |
【作 成 日】 |
2007/6/2 |
【種 別】 |
ディスクアレイコントローラボードBIOSファームウェア |
【転載条件】 |
転載不可 |
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【内 容】
HA8000/70P7,110G7,130A7,130B7,70P8,110G8,130A8,130B8における、
ディスクアレイコントローラ用F/Wアップツールです。
本提供によるFDのバージョンは、Ver-Rev:01-07です。
F/Wファイル名称 :2010HS0E.ima(バージョンHS0E)
BIOSファイル名称 :i2obios.165(バージョン1.65)
NVRAMファイル名称:Htrv1_C.nvr(バージョン1.E)
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1.変更点
従来バージョンからの変更点は、以下の通りです。
1)F/W バージョン
a) 3B02 -> 3B06
Oracle動作時に、Windowsのイベントビューアアプリケーションログ
に以下のエラーメッセージが取得される問題の対策を行いました。
"ORA-00354: corrupt redo log block header"
本エラーログに付随して、Oracleから他のエラーが取得される
場合もあります。
b) 3B06 -> HT01
70P7,P8/130A7,A8/130B7,B8においてディスクアレイコントローラ
ボードのF/Wバージョンが3B06で、PCIスロット#3,#4にオプション
ボードが搭載されている場合に、OS起動時ブルースクリーン
(エラ−コード:Hardware Malfunction)が発生する問題の対策を
行いました。
c) HT01 -> HT04
i)BackupExec使用環境で、OS起動するとハングアップが発生する
場合がある問題の対策を行いました。
ii)システム起動時のハードディスク起動時の処理において、ハング
アップが発生する場合がある問題の対策を行いました。
iii)ハードディスク複数台障害発生後、不正にリビルドを実施して
しまう問題の対策を行いました。
d) HT04 -> HS06
OSシャットダウン後、不正にHDD障害が発生する問題の対策
UPSを使用したシャットダウンを実行すると、次回のシステム
起動時にHDDが障害ステータスになってしまう問題を対策しました。
e) HS06 -> HS0A
HDD一台障害発生時に該当HDDより特定のエラーが応答された場合、
F/Wが他の正常なHDDを不正に障害登録してしまう問題を
対策しました。
f) HS0A -> HS0E
複数のHDDにエラーが存在するときに、該当エラー個所へ特定の
アクセスが発生した場合、全てのHDDを不正に障害登録してしまう
不具合を対策しました。(本対策は、NVRAM バージョン 1.Eと
同時に適用する必要があります。)
2)BIOS バージョン
1.61 -> 1.65
増設ディスクアレイコントローラGS-CA7230/EXが搭載され、
かつ内蔵ディスクアレイのSCSI ID=0にホットスペアが設定
されているシステム構成において、
OS起動不可となる場合がある問題の対策を行いました。
3)NVRAM バージョン
1.5 -> 1.7
RAID1/5/10でのリビルドにおいて、容量の小さいHDDに交換したとき、
別のSCSI IDに障害ステータスが移動してしまう問題の対策を行い
ました。
1.7 -> 1.C
ホットスペア有りのRAID環境において、HDD障害によりリビルドが
実行された後の再起動で障害HDDが普及したとき、WindowsOSの
ドライブレターが以上となる場合がある問題を対策しました。
※JBODがある場合、F/Wアップ後にJBOD設定を行う必要があります。
1.C -> 1.E
上記F/W バージョン HS0A -> HS0E の変更と同様です。
2.アップデート対象
アップデート対象は以下の通りです。
HA8000/70P7,110G7,130A7,130B7,70P8,110G8,130A8,130B8
[注1] 増設ディスクアレイコントローラGS-CA7230/EX搭載時は、本品による
アップデートは対象外となります。
[注2] 変更点 d)について、Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003環境では
問題は発生しません。
[注3] 適用品か否かの確認方法は、下記を参照して下さい。
適用品の場合は、本品によるアップデートは不要となります。
<確認方法1:BIOSポストメッセージでの確認>
(1) システム装置の電源を投入して下さい。
(2) ディスクアレイコントローラーボードBIOSメッセージの中に、
F/Wバージョンが表示されます。
(3) 5行目の通り「201xs FWHS0E」と表示されていれば、
本バージョン適用品です。(注:本表示迄数分かかります。)
----------------------------------------------------------
Adaptec I2O BIOS v001.xx (200x/xx/xx)
(c)Copyright Adaptec Inc.1996-2002 All Right Reserved.
Hit for Adaptec Setup,Waiting for devices.
Controller:0x8xxxxxxxxx IRQxx 201xs FWHS0E
...
----------------------------------------------------------
<確認方法2:Storage Manager Browser Editionでの確認>
(1) Storage Manager Browser Editionを起動して下さい。
(2)「ディスクアレイコントローラー」アイコン"ADAPTEC 201xS"
をマウスでクリックし、次に『プロパティ』ボタンを押下
して下さい。
(3) コントローラーの情報ウィンドウの『詳細』タブをクリック
して下さい。
(4)『カーネルのバージョン』の項目に「HS0E」と表示されて
いれば、本バージョン適用品です。
3.アップデートFD作成方法
本品(2015HS0E.EXE)は自己解凍型圧縮ファイルになっています。
そのまま実行すれば解凍されます。
解凍後のファイル群は、以下から構成されます。
(1)BIOS,F/Wイメージファイル(計3個)
i2obios.165, 2010HS0E.ima, Htrv1_E.nvr
(2)説明用のREADME.TXTファイル
(3)補足説明用のPDFファイル(計3個)
JBOD確認手順.pdf, JBOD設定手順.pdf, 事前確認.pdf
解凍後のファイル群から(2),(3)を除いたファイルをフォーマット
したFDにコピーすることにより、FD(VER-REV:01-07)を作成することが
出来ます。
FDには「CA7211(2015S) BIOS,F/Wアップデートツール Ver01-07」とラベル
に表記して下さい。 実際の使用方法や注意事項については、ルートディ
レクトリにあるREADME.TXTをご覧ください。
お問い合わせ先について
本ソフトウェアに関する、技術的なお問い合わせについては、
下記までお願いします。
HCA センタ(HITAC カスタマ・アンサ・センタ)
フリーダイヤル 0120-2580-91
受付時間 9:00〜12:00/13:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
[[[[[[ご利用の前に]]]]]]
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