ニュースリリース

日立製作所が2年連続で「なでしこ銘柄」に選定

  株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭／以下、日立)は、このたび、経済産業省と東京証券取引所が選定する「なでしこ銘柄」に2年連続で選ばれました。
  東京証券取引所は、「ESG(Environment/Society/Governance)」や「特許価値」など特定のテーマについて、先進的な取り組みを推進する企業(銘柄)を選定、公表しています。2014年度は、「女性のキャリア支援」と「仕事と家庭の両立支援」をテーマに、東証一部上場企業の中から女性人財の活躍支援を積極的に進める企業を抽出、財務面のパフォーマンス(株主資本利益率/ROE)も加味した上で、業種別に最もスコアの高い企業を「なでしこ銘柄」として選定し、日立が選ばれたものです。

  日立は、ダイバーシティ・マネジメントを重要な経営戦略の一つと位置づけ、経営幹部の強いコミットメントのもとグループ・グローバルで人財力の強化に取り組んでいます。特に日本においては、女性人財の活用促進に向けた目標の設定(「2015年度までに女性社員を役員に登用する」「2020年度までに国内の女性管理職を2012年度比2.5倍の1,000人とする」)や、事業部門のトップから若手までの幅広い層が参加するダイバーシティ・ワークショップの開催、時間や場所にとらわれずに柔軟な働き方を選択できる環境整備などを通じて、女性人財が最大限に力を発揮できる環境づくりを推進しています。このような取り組みが高く評価され、今回の選定となりました。

  また、今回の「ダイバーシティ経営企業100選」には、日立グループから株式会社日立物流、株式会社日立ソリューションズが選定されました。本表彰は経済産業省主催により、多様な人財を活用しイノベーションを生み出している企業を選定するもので、2013年には日立製作所も選定されています。

  日立は今後も、女性人財の活用をはじめとして、グループ全体でダイバーシティ・マネジメントを加速し、必要なポジションに最適な人財を配置するという考え方の“適所適財”を実現するとともに、経営に多角的な視点を反映することで、グローバル市場での競争力を高めていきます。

ご参考

2014年度から開始した取組み

「日立グループ若手女性向けキャリアセミナー」実施

  入社3〜4年目の女性従業員を対象に、自身のキャリアについて考え、仕事とライフイベントとの両立などに関する将来への漠然とした不安を払拭し、自身のキャリアを切り拓いて活躍するためのヒントを得ることを目的とした「日立グループ若手女性向けキャリアセミナー」を実施しています。

全国各地域での日立グループ女性ネットワーク構築

  全国各地域において、会社の枠組みを超え、日立グループ全体でロールモデルや同世代の女性従業員と触れ合う機会を提供することで、自律的に自身のめざす方向を見極め、自らキャリアを築くことを支援しています。

以上