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マネジメント

日立グループ・アイデンティティ

日立グループ・アイデンティティに基づいた企業活動の推進

考え方・方針

日立は創業以来、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」を企業理念(MISSION)として、社会が直面する課題の解決に取り組んできました。これを支えてきたのは、日立創業の精神である「和・誠・開拓者精神」というVALUESです。これらを礎に、これからの日立のあるべき姿を示したVISIONである「日立グループ・ビジョン」を加えて体系化し、「日立グループ・アイデンティティ」として定めています。
2023年度末時点で、日立は連結従業員数が約27万人、海外従業員比率と海外売上収益はおよそ60%となり、グローバル企業として成長を続けています。文化の異なるさまざまな国の従業員たちと一緒に働く時代だからこそ、「和・誠・開拓者精神」を私たちは大切にしていかなければなりません。
日立のビジネスそのものが社会課題を解決し、地球のサステナビリティを支えています。これからも、言葉や考え方が異なる世界中の従業員たちが議論しながら、一人一人が「和・誠・開拓者精神」を共通のVALUESとして心に刻み、社会に貢献することを使命として行動することが重要です。
私たちは日立グループ・アイデンティティに基づき、個人として、そして組織として成長し、世界の仲間たちとともに社会イノベーション事業により、社会に貢献していきます。

日立グループ・アイデンティティ

日立グループ・アイデンティティ

図:日立グループ・アイデンティティ

日立グループ・アイデンティティの浸透

活動・実績

日立は、従業員一人一人が日立グループ・アイデンティティを理解し実践することで社会課題を解決できるよう、教育ツールや講習会などを通じた浸透活動を推進しています。
また、日立グループ・アイデンティティに基づき日立ブランドの価値向上に大きく貢献した活動をグループ全体で共有することを目的とした表彰制度「Inspiration of the Year Global Award」を毎年実施しています。2023年度は、世界中の日立グループ従業員から229件の応募があり、グローバルなチームでデジタル技術と実験の自動化技術を用いて、短期間で高機能性材料の開発を可能とする仕組みを実現したプロジェクトや、ウクライナの戦争で手足を失った被災者に適応するインテリジェントな義肢装具の開発を支援したプロジェクトなど、テクノロジーを駆使してサステナブルな社会を実現し、人々の幸せを支えるプロジェクトを各地域からグランプリとして選出しました。受賞プロジェクトはグローバル表彰式で表彰するとともに、イントラネットを通じて全従業員に共有しています。