- 2013年
- 情報・通信システム社 ITプラットフォーム事業本部に配属。
- 2013〜2020年
- JP1/Operations Analyticsをはじめとする複数のITインフラ管理製品の設計開発を担当。
- 2018年
- 海外派遣プログラムを利用し、ニューヨークで2カ月間インターンを経験。
- 2020〜2021年
- 現在の部署に移動し、JP1 Cloud Serviceの販売企画を担当。
- 2021〜2022年
- 育休・産休。
- 2022年〜
- 復職し、JP1Cloud Serviceの販売企画およびJP1のイベント等を担当。
現在の仕事
作る人と売る人を つなぐ仕事。
私の所属部署が開発・企画拡販を担っているJP1は、国内運用管理ソフトでトップクラスの実績を誇る日立の統合システム運用管理ソフトウェアで、お客さまのITシステムの運用を支える製品群です。生成AIなど新たな技術も積極的に取り入れて、お客さまの運用をより効率化することをめざしています。多くの競合製品がありますが、1994年の販売開始以来、蓄積してきたノウハウを反映し、日本のお客さまのビジネスやニーズに応えた機能を備えているのが強みです。
私は入社後7年間、複数のITインフラ管理製品の設計開発を担当していましたが、現在は設計から離れて、JP1 Cloud ServiceというSaaS製品を拡販するために商品企画・販売企画の仕事をしています。具体的には競合他社、市場動向の調査から、サービスのメニュー体系や価格の検討、販売のための各種資料作成、社内営業・SEやパートナー企業を含めた販売する人へのサービス紹介などを担っています。
仕事のやりがい
議論を重ねて、 いま考えられる ベストな選択を。
JP1 Cloud Serviceをより多くのお客さまに届けられるように、営業・SEやパートナー企業が販売しやすくすることが私のミッション。開発した製品・サービスを販売するにあたり懸案があれば、その解決に向けて尽力します。設計開発を担当していた時も、商品企画・販売企画を担当している現在も仕事の進め方は変わらなくて。課題解決のために自分の案をまとめて、関係者のフィードバックをもらってブラッシュアップし、いま考えられるベストな選択をしていくプロセスが面白いと思っています。特にいまは他部署やパートナー企業の方とも一緒に議論するので、それぞれの立場での思いがあり、ちょうど良いところに落とし込むのは難しいですが、自分では気が付かなかった視点の意見がもらえて、視野が広がっていくのを感じます。
設計開発の人と販売する人では重視しているポイントが違うと感じており、話がかみ合っていないことが多々あります。設計開発をしていたからこそ分かることがあり、コミュニケーションを担い繋いでいく仕事にやりがいを感じています。
今後のチャレンジ
周囲に良い影響を 与えられる人に。
入社6年目に社内の海外派遣プログラムを利用して、2カ月間インターンでニューヨークへ行きました。インターン先は、どうせなら私がこの先も経験できない業界がいいと、服飾系のデザイン事務所を選びました。これまでとまったく異なる世界に身を置き、刺激的な毎日でした。オフの日には地域で開催されていた女性起業家向けワークショップや公共図書館主催の交流イベントなどに参加し、国籍も文化も考え方も異なるさまざまな人と話をする機会があり、視野が広がりました。
私は仕事においても、プライベートにおいても学び続ける人でいたいのです。日立には幅広い事業があり、それこそ部署が変われば異文化と言える多様性があります。これまでの業務を通してたくさんの人に出会い、良い影響を与えていただきました。私自身も後輩や職場のメンバーにとって、良い意見交換ができる人でありたいと思います。
ある1日のスケジュール
05:30 | 起床 |
---|---|
05:45-06:20 | メールチェック・スケジュール確認等 |
06:20-08:00 | 朝食・子どもの保育園の準備等 |
08:00-09:15 | 子どもを保育園に預け帰宅 |
09:15 | 在宅勤務開始 |
09:30-10:00 | 調査・検討等のデスクワーク |
10:00-11:00 | 進捗会議等の定例 |
12:00 | 昼食 |
13:00-15:00 | 社内外メンバとのリモート会議 |
15:00-17:20 | 資料作成等のデスクワーク |
17:20 | 業務終了 |
17:20-18:30 | 家事等 |
18:30 | 子どもの帰宅に合わせて夕食 |
19:00-21:00 | 子どもとの時間/家事等 |
21:00-22:00 | 子どもを寝かしつけつつ就寝 |
職場環境の特長
私の職場は、職位に関係なく考えを聞いてもらえて、課題をチームで一緒に解決していく風土があります。子どもがまだ小さいため、急な発熱で出社が難しくなることもあるのですが、チームで解決していこうという共通認識があり、チーム内でタスクを振り分けていただいたり、在宅や時短をフレキシブルに利用させてもらえたり、非常に助かっています。
子どもが生まれてからは、子どもが中心の生活です。平日の夜は子どもと遊び、土日はうちの子がすさまじく魚が好きなので(笑)、家族で水族館や図書館に行きます。たまに子どもを夫に任せて、学生の頃からずっと好きなミュージカルを観に行きます。
就職活動について
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学生時代
情報科学を専攻し、多くの情報をどう分かりやすく可視化するかを研究していました。研究室が留学を後押ししてくれる環境だったので、修士1年次にドイツへ交換留学に行き、海外の学生や研究職の方と話す機会を得て、広い世界を見られたことはとても良い経験でした。
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入社の決め手
研究してきた情報分野でしっかり事業が成り立ち、幅広く社会に貢献していること、グローバルに事業を展開しようとしているところに魅力を感じて日立に入社しました。会社説明会で話を聞いた人たちの雰囲気が穏やかだったことも、魅力的に映りました。
学生のみなさんへメッセージ
就職活動時期は、将来のことで悩むこともたくさんあると思いますが、悩むことでその時のベストを尽くすことができ、必ず将来につながります。ぜひたくさん悩んで、後悔のない選択をしてください。応援しています!
MOVIE
- 「未来を変えるのは」編
- 「未来を変えるのは、私」編