- 2007年
- 産業流通システム事業部 生活産業システム部に配属。
- 2007〜2012年
- 食品系のお客さま向けアカウントSEとしてシステム設計・開発を担当。
- 2012〜2015年
- 日立フーズ&ロジスティクスシステムズに出向。システム運用・保守を担当。
- 2015〜2017年
- 出向解除。食品系のお客さま向けアカウントSEとしてシステム導入プロジェクト等のプロジェクトマネージャを担当。
- 2018〜2020年
- 産休・育休。
- 2020年〜
- 食品系のお客さま向けアカウントSEとしてシステム導入プロジェクト等のプロジェクトマネージャを担当。
現在の仕事
計画とルールをつくり、 チームが進む方向を示す。
消費財メーカーに基幹系システムや生産管理システム、デジタルトランスフォーメーション(DX)などのソリューションを提供する部署に所属しています。私は食品系のお客さまを担当し、プロジェクトマネージャー(PM)として基幹系システムに関するご提案からプロジェクト実行、運用保守の取りまとめまでを行っています。現在は、ある食品メーカーの基幹系システムをクラウド環境に移行するクラウドリフト案件を担当し、パートナー会社も含め最大で40〜50人のメンバーを率いてプロジェクトを進行しています。1年半ほどの期間中、これだけのメンバーをまとめるには、皆が同じ方向を向くようにすることが重要です。まずは緻密に計画を立て、課題管理やコミュニケーション方法なども細かくルールを決めていきます。プロジェクト開始後はプロジェクトリーダーたちと毎日打ち合わせを重ね、各チームの進捗や課題を共有しながら全員の認識を合わせていきます。そして、私が大切にしているのは「分からない」を作らないこと。私自身が理解していないと人に正しく伝えられないので、お客さまに対してもエンジニアに対しても臆せず、わからないことがあれば納得がいくまで聞くようにしています。
仕事のやりがい
困難なミッションを やり遂げられたとき。
PMとしてプロジェクトのQCD(Quality, Cost, Delivery)を守り、成功させることが私のミッションです。プロジェクトではさまざまな問題が発生し、困難な状況に直面することもありますが、先輩、上長、パートナーやお客さま、プロジェクト外の人々の協力を得ながらプロジェクト成功に向けて皆で推進していきます。
私が初めてプロジェクトマネージャとして対応した会計システムのサーバリプレース案件では、新システムでログインが遅くなるという性能劣化が発生したことがありました。原因調査を行ったものの、本番稼働まで2週間という状況になっても解決に至らず…。問題の個所を探る中で、仮想基盤の構築・運用を担当している部隊に確認したところ、すぐに解決方法の回答を得ることができました。日立にはさまざまな頼れる人たちがいることを実感した経験でした。結果、無事にQCDを守ってシステムの本番稼働に至ることができ、お客さまからも感謝の言葉をいただきました。困難なミッションを完遂できたときは達成感がありますし、お客さまに喜んでいただけるとやりがいを感じます。
今後のチャレンジ
事業を成長させる 真のパートナーへ。
システム提案を通じて人の暮らしに貢献していきたいという思いで、入社以来、ずっと食品メーカーのお客さまのシステムに携わってきました。現在のお客さまとは10年以上のお付き合いがあり、何かあれば相談していただける信頼関係があります。自分の提案や支援によってお客さまの事業を成長させられるよう、本当の意味でのパートナーになりたいと考えています。そのために、お客さまと一緒に私自身も進化し続けたいです。
ある1日のスケジュール
06:30-07:00 | 起床・ストレッチ |
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07:00-08:30 | 家事、朝食 |
08:30 | リモートにて業務開始 |
09:30-10:00 | 社内打ち合わせ(リモート)にてプロジェクトメンバーとプロジェクトの状況確認及び推進方針の確認 |
10:00-12:00 | お客さま向け進捗報告資料の修正・最終確認 |
12:00-13:00 | 昼食 |
13:00-15:00 | お客さまとリモート会議(プロジェクト進捗報告) |
15:00-16:00 | インフラチームとの打ち合わせ。設計資料のレビュー |
16:00-17:00 | 社内関連部門(プロジェクトマネジメント本部、品質保証部等)との打ち合わせ |
17:00-18:00 | デスクワーク |
18:00 | 業務終了 |
18:30-21:00 | 子どものお迎え、夕食など |
21:30 | 就寝 |
職場環境の特長
働き方の自由度は高く、在宅やサテライトオフィスでの勤務も可能ですが、週半分は出社するようにしています。オフィスはフリーアドレスで席が決まっていないので、プロジェクトメンバーの近くに座ったり、一人で集中したいときは離れた席に座ったり、都合に合わせて働いています。入社して数カ月は新人研修があり、その後もOJT(On the Job Training)や年次に応じた研修が用意されています。私は、会社の支援を受けてPMの資格を取りました。
子どもが就寝した後は、ドラマなどを観て過ごしています。休日は子どもと一緒に動物園や博物館に行ったり、ピザやたこ焼き、お菓子を作ったりします。
就職活動について
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学生時代
大学院では経営システム工学専攻で感性工学を学び、一人ひとりの好みや特性に合った提案をするシステムを研究しました。システムは利便性を向上させるだけでなく新たな価値を創造できる可能性があると感じたことが、今の職種を選んだきっかけです。
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入社の決め手
お客さまとともに人々の暮らしに対し新しい価値を提供するシステムを開発したいと考えていました。日立は数あるSIerの中でも、自社でさまざまなモノづくりを行う稀有な企業です。実業で培ったノウハウがシステムを提案する上で優位性や競争力になると考え、志望しました。
学生のみなさんへメッセージ
日立で働いていると若いうちから規模が大きく、困難な仕事を任され、プレッシャーがかかる場面もありますが、その分成功したときには大きな達成感があります。教育研修の環境も充実していますし、上長や先輩の助けもあるので、ぜひ日立に入社してさまざまな仕事にチャレンジしてください。
MOVIE
- 「未来を変えるのは」編
- 「未来を変えるのは、私」編