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刑部 好弘 AI技術を軸に他分野へ越境し新しい価値を創造する。刑部 好弘 AI技術を軸に他分野へ越境し新しい価値を創造する。

CAREER
2018年
研究開発グループ デジタルサービス研究統括本部に配属。
2018〜2019年
多目的最適化アルゴリズムの研究に従事。
2018〜2020年
地理空間情報・人流データ解析に従事、国際標準化活動に参画。
2019年〜
材料科学向けAI技術の研究に従事。
2022年〜
自然科学研究を支援する「Scientific AI」の複数プロジェクトを推進。

MY WORK STYLE

ある1日のスケジュール

07:50

起床

07:50-08:50

朝食、準備

08:50-09:00

リモートで業務開始、メールチェック、ToDo確認

09:00-10:00

社内関係者と打ち合わせ

10:00-11:30

研究ディスカッション

11:30-12:00

メール作成、事務手続き

12:00-13:00

昼食

13:00-15:00

研究(コーディング、実験、論文執筆)

15:00-16:00

顧客との打ち合わせ

16:00-17:00

事業部との打ち合わせ

17:00-19:00

研究

19:00

業務終了

19:00-21:00

趣味(剣道)

21:00-24:00

夕食、リラックスタイム

24:00

就寝

職場環境の特長

自分の裁量で仕事が進められて、フラットに意見を交わせる職場です。技術的なことは誰に対しても「自分はこう考えています」とちゃんと主張できます。私たちのチームは入社5年目以下の若いメンバーが多いこともあり、大学の研究室のような雰囲気です。社会人博士コースに通っている方や社外の勉強会に参加しているメンバーも多く、皆、アクティブに活動しているようです。

幼稚園の頃から通っている近所の道場で剣道の稽古をしています。休日には会社や同窓生の稽古会に参加しています。剣道を通じていろいろな人と出会うことができ、刺激を受けています。先日、大学の部活動で一緒だった友人がアメリカから来日し、卒業以来10数年ぶりに一緒に稽古しました。

学生時代・入社の決め手

  • 学生時代

    物理学、特に量子力学の面白さに強くひかれると同時に、知能や知性が宿る仕組みにも興味を抱き、大学院では「非ノイマン型コンピューティング」を研究しました。普及している方式とは異なる原理で動作するコンピュータを作り出す研究で、脳型計算や量子計算と言われる計算原理を研究し、それを実際のハードウェアで動かすために、超伝導デバイスの性質を調べて、計算機がとるべきアーキテクチャを検討しました。現在取り組んでいるAIの研究とはまた異なりますが、研究を進める上で必要な知識や技術を専門分野に捉われず学び、取り入れていくスタイルは、今に生きていると思います。

  • 入社の決め手

    アカデミアで研究を続けるのも面白そうでしたが、社会で実際に使われる技術を研究したいと思うようになり、民間企業の研究職をめざしました。中でも日立は社会インフラ分野で多様なデータを用いて、一筋縄ではいかない問題に取り組んでいるところが魅力でした。企業はドクターに即戦力を求めて研究テーマとのマッチングを重視するイメージがありましたが、日立では面接の際に「なぜこの研究をやりたいと思ったのか」と私の内面を見てくれたのが印象的でした。決め手となったのは「君と一緒に仕事がしたい」という言葉で、実際その方は入社後に私のメンター(指導員)をしてくれました。

学生のみなさんへメッセージ

企業は大学ほど自由に研究できないんじゃないか、と不安に思う人も多いと思います。少なくとも私の周りは、上司も含めて日々新しい研究のネタを探していますし、研究提案の機会も用意されています。社会や顧客の課題を発掘し、自分のやりたい研究テーマを見つけ、技術開発のロードマップを引いて主体的に推進できる人にはチャンスが転がっています。研修制度など、研究のバックアップ体制も充実している会社なので、ぜひチャレンジしてみてください。

※記事内容は取材当時のものです

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