- 2020年
- 人財統括本部コーポレート人事総務統括部に配属。
- 2020〜2022年
- 労務・労政を担当。
- 2022〜2023年
- 労務・労政をやりながら、衛生業務、職場(部内外)のエンゲージメント向上施策を検討・実施。
- 2023年〜
- 安全・衛生をメインで担当しながら、労務・労政をサポートで対応。
人事業務の統一化に向けて、業務プロセス改革のプロジェクトに参画。
現在の仕事
心身両面から 「働きやすさ」について考え、 施策を立案する。
私は学生時代の留学経験から日本人の働き方について問題意識が芽生え、人事の仕事に興味を持ちました。現在は、すべての社員が安全で、健康に、いきいきと働ける職場環境づくりに取り組んでいます。働く中で心身に不調を抱える人を少しでも減らせるように、あるいは一時的に休職をしてもまたポジティブに働けるように、職場の問題や改善策について、部門の垣根を越えて各職場のマネージャーと対話し、さまざまな施策を実施しています。たとえば、外部の講師をお招きして開催した「しなやかで強い心の持ち方(レジリエンス)」についての講演会。コロナを経て働き方が変わったことにストレスを抱える人が、思考を前向きに変えていくための方法をレクチャーしました。また日々の健康づくりに役立つコンテンツを編集したメルマガも企画。医学的根拠にも留意しながらなるべく楽しめるような記事を配信し、社員から予想外に多くの反響をもらうことができました。
仕事のやりがい
社員のポジティブな働き方を 支えているという実感。
社員のみなさんが、心身ともに元気に働くことができている。それを実感することが仕事のやりがいです。休職した社員が職場復帰をするときに私たちは立ち会いますが、最初は不安そうだった表情が、会うたびに少しずつ明るくなっていくのを感じたことがあります。お話を聞いてみると「以前よりもパフォーマンスが上がった」とのこと。ご本人の努力やまわりの社員のサポートもあり、その人にとって「いきいきと働ける職場」になっていることが分かって、とてもうれしく思いました。また、日立には社員が自由に選択できる多くの制度があり、それを上手に使うことで働きやすさは大きく向上すると考えています。各種福利厚生制度の情報、利用方法などをポータルサイトでわかりやすく発信するように努めていて、社員から「こんな制度があったんだ」「こんなふうに使えるんだ」などの声をもらえると、やってよかったなと思います。
今後のチャレンジ
自ら講座を開けるくらいの 知識を身につけたい。
私はいま、自己学習の一環として週末に心理学のセミナーやカウンセリング研修を受講しています。社員の健康を支える業務に、これらの専門的知識が必ず活かせると考えたからです。衛生関連の情報発信も説得力を持ちますし、社員からの相談を受ける際には話し方・聞き方のスキルが活用できます。いずれは講師の資格を取得し、社内でメンタルヘルス研修などを開催したいと思っています。また、組織活性化の一環としてエンゲージメント・サーベイの担当もしているので、分析結果や組織の状況を見て、社員のウェルビーイングにつながる効果的なプランを提案できるようになりたいと考えています。「社員のためになる」と思ったことはできるだけスピーディーに実現をしていくことをめざしています。
ある1日のスケジュール
05:30 | 起床 |
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05:30-08:30 | 料理、掃除、オンライン学習 |
08:30 | リモートもしくは出社にて業務開始 |
08:30-09:30 | 施策検討、資料作成など |
10:00-11:00 | チームミーティング、進捗確認 |
11:00-12:00 | 業務プロセス改革PJの打ち合わせ |
12:00 | 昼食 |
13:00-14:00 | 資料作成、現状整理、職場からの依頼対応など |
14:00-15:00 | 安全・衛生施策について打ち合わせ |
15:00-15:30 | 他部署との打ち合わせ(安全推進部門など) |
15:30-16:00 | 次回アクションの検討 |
16:30-17:00 | 上長との1on1 |
17:00-18:00 | デスクワーク |
18:00 | 業務終了 |
18:00-23:30 | 夕食、自己学習など |
23:30 | 就寝 |
職場環境の特長
誠実で仕事に情熱を持ち、自己学習を業務に活かしたいと考える方が多い印象です。実現したいことを積極的に上長に提案するケースも多く見られます。私がメルマガ発信を提案したときは上司が「やってごらん」と後押ししてくれました。またオフィスがフリーアドレスで他部署の方とつながりやすく、さまざまな情報が得られることも良いところだと思っています。
資料づくりのためのデザインの勉強や英語の学習、カウンセリング研修など仕事に役立つことをする一方で、大学時代の友人と会って食事をしたり、趣味の写真を撮りに行ったりと、オンオフの切り替えを意識しています。
就職活動について
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学生時代
国際関係学科で国内外の社会問題を学んだのをきっかけに、タイに留学。留学先でさまざまな国の人から「日本人はなぜ過労死するのか?」と尋ねられ「karoushi」という日本語が流通しているのが衝撃的で、日本人の働き方について問題意識を持ちました。
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入社の決め手
「人柄」ですね。面接では飾らずに、素のままで話ができたという感覚がありました。就職活動中に出会ったすべての日立社員がおおらかでフランクだったので、ここなら自分らしく働けるのでははないかと感じたのです。実際に入社してからも、その印象は変わっていません。
学生のみなさんへメッセージ
日立のような大企業は年功序列のイメージがあるかもしれませんが、若手にも多くのチャンスが与えられる環境だと感じています。働くうちに少しずつ自分のやりたいことが見えてきたら、それを積極的に発信することで上司をはじめ周りの方が必ず受け止めてくれます。自律的に仕事をしたいと考えている方にはとてもやりがいを感じられる職場です。
MOVIE
- 「未来を変えるのは」編
- 「未来を変えるのは、私」編