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日立ワークスタイル変革ソリューション

働きたいときに働ける市民総活躍の社会基盤の実現

養父市

働きたいときに働ける市民総活躍の社会基盤の実現

マイカー運送事業を始めとする、養父市民の新しい形の働き方

  • 初版:2018年11月

概要

  • 兵庫県養父市。4町合併により、2004年に発足。農業を中心とした、中山間地農業の改革拠点として国家戦略特区に指定されている。人口2万3千人。
  • 人口減少が進む養父市は高齢化に伴う担い手不足により、まち・農村の伝統文化の源であり食材を生産する「農地」が守れなくなりつつある。そのため、定住人口を中心にした従来のまちづくりから、@市内に居住する人、A市内で働く人、学ぶ人または活動する人及び団体、B市内に事務所又は事業所を有する個人及び法人その他の団体という養父市に関わる全ての人々が”市民”としてまちづくりに参加していくこととしている。
  • 2014年に国家戦略特区に指定されて、農業や旅館業法に関する規制の特例により、農業や観光に関する新たな枠組みでの産業振興を進めている。その一つの事業である「新たな自家用有償旅客運送事業」では、養父市マイカー運送ネットワーク(NPO法人)を設立し、新たな働き方を実現する。

めざすもの

多様な世代の働く場所を生み出すため、地域特性を活かした産業の創生・育成

効果

  • 市民ドライバーによる働く場の増加
  • シルバー就業員数の増加
  • 企業の農業参入による雇用創出

職場環境と施策概要

「人口減少社会の中にある養父市は、将来を見据えた「学びと交流と居住のまち」の実現に向け、国家戦略特区特別区域にのみ認められたさまざまな規制緩和を活用した街づくりを展開している。
その一つである「新たな自家用有償旅客運送事業」は、「NPO法人養父市マイカー運送ネットワークが担い手となった市民によるマイカー運送(通称:やぶくる)」という新たな仕組みであるほか、養父における新たな働き方の提案にもなっている。

問題と課題

解決策

解決策の実施

新たな運送事業”やぶくる”の立ち上げ

  • 自家用車での有償運送を許可する特例
  • NPO法人設立、働く人の収入になる仕組みづくり
  • 安全を保障するために必要な技術の導入(企業支援により、本人確認/アルコールチェック、を実施)
  • タクシー会社と連携した配車を実施

実証の概要

まとめ

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