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Hitachi

日立仮想ファイルプラットフォーム製品におけるセキュリティホール(SSL 3.0)対策について

2015年10月23日
(株)日立製作所 ITプラットフォーム事業本部

1.日立仮想ファイルプラットフォーム製品に対するセキュリティホール対策のお知らせ

Secure Socket Layer Version 3(以下SSL 3.0)に対して、以下に示すセキュリティホールが公開されました。

[ 新規情報 ]

  1. SSL 3.0で使用されるCBC暗号アルゴリズムに問題があり、情報が漏洩する可能性があります。この問題は、別名 POODLE (Padding Oracle On Downgraded Legacy Encryption) 問題とも呼ばれています。
    (CVE-2014-3566)

日立仮想ファイルプラットフォーム製品における、上記1.の脆弱性の影響は下記の通りです。

  1. SSL3.0で使用されるCBC暗号アルゴリズムの問題を悪用した中間者攻撃により、暗号化されている通信内容の一部を解読される可能性があります。

弊社ストレージ装置における、今回の脆弱性の影響を以下に示します。

ストレージ装置 影響する脆弱性
Hitachi Essential NAS Platform
Hitachi Virtual File Platform
Hitachi Data Ingestor
CVE-2014-3566

今回の脆弱性に対策を適用したソフトウェアをリリースいたします。ソフトウェアを対策済みバージョンへアップグレードしていただけますようお願いいたします。なお、対策済みバージョンの提供は以下の通りです。これ以外のバージョン、ストレージ装置についての提供に関してはお問い合わせください。

ストレージ装置 対策済みバージョン 提供日
Hitachi Essential NAS Platform 06-03-00-32-00 2015年4月
Hitachi Virtual File Platform
Hitachi Data Ingestor
4.2.3-13 2014年12月
5.0.0-03 2015年1月
5.0.1-01 2014年11月
5.0.2-01 2014年11月
5.1.0-00以降 2014年11月

2.今回のセキュリティホールの特徴

POODLE 問題として報告された脆弱性 (CVE-2014-3566) は、SSL 3.0 プロトコル自体に存在している脆弱性で、特定の製品の実装上の脆弱性ではありません。

3. 対象製品

弊社ストレージ装置において、今回の脆弱性の影響を受けるバージョンを以下の表に示します。

ストレージ装置 対象バージョン
Hitachi Essential NAS Platform 06-03-00-32-00未満の全てのバージョン
Hitachi Virtual File Platform
Hitachi Data Ingestor
5.1.0-00未満の全てのバージョン

本件に関する問い合せ窓口


*1
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*2
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*3
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