セキュリティ情報（2024年10月10日）

日立ディスクアレイシステムにおけるSVP 脆弱性(2024年9月分)対策について

公開日: 2024年10月10日
（株）日立製作所

セキュリティ情報ID
 hitachi-sec-2024-309

1. 日立ディスクアレイシステムに対する脆弱性対策のお知らせ

Microsoft製品に対して、以下に示す脆弱性が公開されました。

[脆弱性の内容]

1. Windows TCP/IP のリモートでコードが実行される脆弱性 (CVE-2024-21416)
2. Windows セキュリティ ゾーン マッピングのセキュリティ機能バイパスの脆弱性 (CVE-2024-30073)
3. Windows インストーラーの特権の昇格の脆弱性 (CVE-2024-38014)
4. Windows TCP/IP のリモートでコードが実行される脆弱性 (CVE-2024-38045)
5. PowerShell の特権の昇格の脆弱性 (CVE-2024-38046)
6. Windows ネットワーク アドレス変換 (NAT) のリモートでコードが実行される脆弱性 (CVE-2024-38119)
7. Windows Mark Of The Web セキュリティ機能のバイパスの脆弱性 (CVE-2024-38217)
8. Windows ネットワークのサービス拒否の脆弱性 (CVE-2024-38234)
9. Windows Hyper-V のサービス拒否の脆弱性 (CVE-2024-38235)
10. Kernel Streaming WOW Thunk Service ドライバーの特権昇格の脆弱性 (CVE-2024-38237)
11. カーネル ストリーミング サービス ドライバーの特権昇格の脆弱性 (CVE-2024-38238)
12. Windows Kerberos の特権の昇格の脆弱性 (CVE-2024-38239)
13. Windows Remote Access Connection Manager の特権の昇格の脆弱性 (CVE-2024-38240)
14. カーネル ストリーミング サービス ドライバーの特権昇格の脆弱性 (CVE-2024-38241)
15. カーネル ストリーミング サービス ドライバーの特権昇格の脆弱性 (CVE-2024-38242)
16. カーネル ストリーミング サービス ドライバーの特権昇格の脆弱性 (CVE-2024-38243)
17. カーネル ストリーミング サービス ドライバーの特権昇格の脆弱性 (CVE-2024-38244)
18. カーネル ストリーミング サービス ドライバーの特権昇格の脆弱性 (CVE-2024-38245)
19. Win32k の特権の昇格の脆弱性 (CVE-2024-38246)
20. Windows Graphics コンポーネントの特権の昇格の脆弱性 (CVE-2024-38247)
21. Windows ストレージの特権の昇格の脆弱性 (CVE-2024-38248)
22. Windows Graphics コンポーネントの特権の昇格の脆弱性 (CVE-2024-38249)
23. Windows Graphics コンポーネントの特権の昇格の脆弱性 (CVE-2024-38250)
24. Windows Win32 カーネル サブシステムの特権の昇格の脆弱性 (CVE-2024-38252)
25. Windows 認証の情報漏えいの脆弱性 (CVE-2024-38254)
26. Windows カーネルモード ドライバーの情報漏えいの脆弱性 (CVE-2024-38256)
27. Microsoft AllJoyn API の情報漏えいの脆弱性 (CVE-2024-38257)
28. Windows MSHTML Platform Spoofing Vulnerability (CVE-2024-43461)
29. Windows Mark Of The Web セキュリティ機能のバイパスの脆弱性 (CVE-2024-43487)
30. Microsoft Windows Update のリモートでコードが実行される脆弱性 (CVE-2024-43491)

対象機器への適用については提供準備完了次第、順次ご案内させていただきます。
対策の内容やスケジュールについては、サポートサービスにお問い合わせください。

SVPは直接ストレージ機能には係わりませんので、万一攻撃者から攻撃された場合であってもストレージとしてのデータの内容およびRead/Write機能に支障はありません。また日立ディスクアレイシステムに蓄積されているデータを読み取られることもありません。

2. 対象製品

下記の製品が影響を受けます。

※以下の製品は影響を受けません。

• Hitachi Virtual Storage Platform E990
• Hitachi Virtual Storage Platform G130, G150, G350, G370, G700, G900
• Hitachi Virtual Storage Platform F350, F370, F700, F900
• Hitachi Virtual Storage Platform G100, G200, G400, G600, G800
• Hitachi Virtual Storage Platform F400, F600, F800
• Hitachi Virtual Storage Platform N400, N600, N800
• Hitachi Universal Storage Platform V
• Hitachi Universal Storage Platform VM
• Hitachi Unified Storage VM
• Hitachi Unified Storage 100
• Hitachi Adaptable Modular Storage
• Hitachi Workgroup Modular Storage
• Hitachi Simple Modular Storage
• Hitachi Virtual Storage Platform
• Hitachi Virtual Storage Platform VP9500

3.クライアントPC、もしくは管理サーバ^*1のご使用について

クライアントPCでのStorage Navigatorのご使用については、Storage Navigator機能に限ったご使用であれば特に問題ありません。
クライアントPCを他の用途でもご利用されている場合や、管理サーバをご利用されている場合は、ご利用内容によっては今回の脆弱性の影響を受ける可能性があります。
詳しくはメーカにお尋ねいただくか、以下のセキュリティサイトをご確認の上対応をお願いいたします。

• https://portal.msrc.microsoft.com/ja-jp/security-guidance

*1

Hitachi Virtual Storage Platform E990、
Hitachi Virtual Storage Platform G100, G200, G400, G600, G800、
Hitachi Virtual Storage Platform F400, F600, F800、
Hitachi Virtual Storage Platform G130, G150, G350, G370, G700, G900、および
Hitachi Virtual Storage Platform F350, F370, F700, F900、を管理するためのサーバ(SVP)のことを管理サーバと表現しています。

4. 本セキュリティホールに関する情報

各脆弱性の詳細についてはMicrosoft社のセキュリティ更新プログラムガイドをご確認お願いいたします。

• https://portal.msrc.microsoft.com/ja-jp/security-guidance

5. 本件に関する問合せ窓口

• 問い合わせ先はこちら

6. 更新履歴

• 2024年10月10日: このセキュリティ情報ページを新規作成および発信しました。

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