日立仮想ファイルプラットフォーム製品におけるSambaの脆弱性(CVE-2017-7494)の影響について
公開日: 2017年7月7日
(株)日立製作所 ITプロダクツ統括本部
セキュリティ情報ID
hitachi-sec-2017-305
1. 日立仮想ファイルプラットフォーム製品に対するセキュリティホール対策のお知らせ
Sambaの脆弱性(CVE-2017-7494)により、書き込み可能なCIFS共有へSharedライブラリをアップロードし、サーバにロードさせ実行することで、サーバ上で任意のコードが実行される可能性があります。
弊社ストレージ装置における、今回の脆弱性の影響を以下に示します。
キャプションを入れてください。
ストレージ装置 |
影響する脆弱性 |
Hitachi Virtual File Platform Hitachi Data Ingestor |
CVE-2017-7494 |
2. 今回のセキュリティホールの特徴
ストレージ装置が、本脆弱性を悪用した攻撃を受けた場合、ストレージ装置上で任意のコードが実行される恐れがあります。
3. 対象製品
弊社ストレージ装置において、今回の脆弱性の影響を受けるバージョンを以下の表に示します。
キャプションを入れてください。
ストレージ装置 |
対象バージョン |
Hitachi Virtual File Platform全モデル |
3.0.1以降 |
Hitachi Data Ingestor |
4.2.2以降 |
4. 対策方法
対策バージョンの適用をお願いいたします。
なお、対策バージョンの提供は以下の予定です。
キャプションを入れてください。
ストレージ装置 |
対象バージョン |
提供予定日 |
Hitachi Virtual File Platform |
6.2.0-03 |
2017/6/15 |
5.5.0-03 |
2017/6/15 |
Hitachi Data Ingestor |
5.5.0-03 |
2017/7/21 |
対策バージョン適用までは攻撃リスク軽減のため、以下運用をお願いいたします。
- CIFS共有へのguestアカウントを無効化する。(初期値:無効)
- ユーザアカウントのパスワード設定及び、アカウント情報を適切に管理する。
- アクセスできるクライアントの制限、またはFire Wallによりフィルタリングする。
- 攻撃を受けた際に回復できるよう適宜バックアップを取得する。
6. 更新履歴
- 2017年7月7日: このセキュリティ情報ページを新規作成および発信しました。
- *1
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- *2
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- *3
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