2015年6月9日
(株)日立製作所 ITプラットフォーム事業本部
TLSプロトコルに関する脆弱性が公開されました(CVE-2015-4000)
[新規情報]
弊社ストレージ装置における、今回の脆弱性の影響を以下の表に示します。
ストレージ装置 | 影響する脆弱性 |
---|---|
Hitachi Universal Storage Platform V Hitachi Universal Storage Platform H24000 Hitachi Universal Storage Platform VM Hitachi Universal Storage Platform H20000 |
CVE-2015-4000 |
SVPは直接ストレージ機能には係わりませんので、万一攻撃者から攻撃された場合であってもストレージとしてのデータの内容およびRead/Write機能に支障はありません。また日立ディスクアレイシステムに蓄積されているデータを読み取られることもありません。
しかしながら万一SVPが攻撃された場合、装置の構成変更設定や保守作業に支障をきたす等の可能性があります。
そのため今般、対象となる製品に対しまして、予防処置をさせていただきます。
Storage NavigatorでSSL暗号化通信を実施している場合、中間者攻撃により暗号強度が弱い輸出グレード暗号に格下げされ、暗号通信の一部が第三者に漏えいする可能性があります。
Hitachi Universal Storage Platform V、Hitachi Universal Storage Platform H24000、
Hitachi Universal Storage Platform VM、Hitachi Universal Storage Platform H20000、
本セキュリティホールに関する情報