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Hitachi

ランサムウェアなどのマルウェアの攻撃の手口は、複雑化・巧妙化し、ファイアウォールやウイルス対策ソフトを導入しても、侵入を完全に防ぐことは困難です。そのため、侵入されることを前提としたレジリエンスの強化が重要です。マルウェアが侵入し、感染してしまったときに、事前にとっておいたバックアップ自体が被害に遭い、システムの復旧が長期化するといった事態を防ぐためには、適切な方法でバックアップデータを守ることが必要です。

ここでは、データ保護ソリューションの特徴を支える特許について紹介いたします。

データ保護ソリューションとは

多くのバックアップシステムは、障害・災害発生時のデータ損失を少なくするためや、速やかな業務復旧を実現するために、業務システムと密な連携をしています。一方で、サイバー攻撃に対しては、密な連携をしているために、マルウェアにバックアップデータも破壊されるリスクが潜んでいます。そのため、障害・災害対策とは異なる仕組みでバックアップデータを守る必要があります。
データ保護ソリューションは、既存のバックアップシステムが取得したバックアップデータを、日立ストレージのローカルコピー機能(Thin Image)を活用して複製することでバックアップシステムから分離し、多世代で保持する仕組みに関して米国特許第10,592,352号を取得済みです。

データ保護ソリューションとは:JP1/VERITAS NetBackupによるバックアップシステムとShadowImageによるバックアップシステム

関連リンク

特許に関する表記は、2020年4月現在のものです。