実績あるデータ保護機能と高信頼設計で、事業継続性の向上に貢献。
物理ストレージをまたぐActive-Activeなボリュームミラーリング機能global-active device*2により、データの二重化をサポート。ホストサーバに対して、異なるストレージ筐体の2つのボリュームを、同一のものとして認識させることができます。これにより、片方のボリュームでの障害発生時にも、サービス無停止でのシステム切り替えができます。また、ミラーリングされた2つのボリュームに対しては、異なる経路からでも、物理ストレージ間でボリュームを切り替えることなく動的にアクセスが可能。離れた拠点間でも、ストレージクラスタ環境を構築できます。
Hitachi Virtual Storage Platformミッドレンジファミリーは、データセンターの災害対策として、サーバフリー(非経由)でローカルサイトとリモートサイトに設置したシステム間のリモートコピー機能を提供します。サイト間のデータ整合性を最重要とする同期リモートコピー機能と、業務サーバへの影響を極小化した非同期リモートコピー機能を提供しています。
広域災害や局所災害に備えるデータセンター構成で、ストレージリソースの使用効率を向上しつつ柔軟なコピー運用が可能です。また、非同期リモートコピーと、同期リモートコピーやglobal storage virtualizationとを組み合わせて3拠点のデータセンター構成を構築することで、事業継続性をより高めることができます*2。
非同期リモートコピー機能ではジャーナルを利用し、リモートサイトデータの一貫性保証やトラフィック変動時もより安定したリンクコントロールを実現します。
SAN : Storage Area Network
デュアルコントローラをベースとした高信頼設計を採用し、ハイエンドクラスの機能提供に加えて、ミッドレンジモデルで求められる省スペースと高性能を実現しています。コントローラ間のキャッシュメモリーでは、データを二重書きすることで高信頼性も確保。停電事故などが発生した場合に、データを専用領域に退避させ保護します。さらに、HAソフトやI/Oパススイッチソフトなどと連携することで、万一のトラブル発生時にも処理の中断時間やアプリケーションへの影響を最小限に抑えられます。
HA:High Availability