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Hitachi

サーバ・クライアント製品セキュリティ情報

セキュリティ情報ID hitachi-sec-2024-207

1. 脆弱性の内容

BIOSにおいて、EDK2脆弱性(CVE-2021-38575他) とzlib脆弱性(CVE-2023-45853)が見つかりました。
これらの脆弱性により、サービス運用妨害(DoS)、情報漏洩、権限昇格の攻撃を受けるおそれがあります。
対象製品、および詳細は、次項に記載の対象製品、およびCVE-IDを参照してください。

2. 対象製品

製品名 モデル CVE-ID 影響を受けるFirmware 対策版Firmware
日立アドバンストサーバ
HA8000Vシリーズ
DL360 Gen10,
DL380 Gen10,
DL580 Gen10,
ML350 Gen10
CVE-2021-38575
CVE-2022-36763
CVE-2022-36764
CVE-2023-45853
BIOSバージョン
3.10未満
BIOSバージョン
3.10以降
DL20 Gen10,
ML30 Gen10
CVE-2021-38575
CVE-2023-45853
BIOSバージョン
3.00未満
BIOSバージョン
3.00以降
CVE-2022-36763
CVE-2022-36764
BIOSバージョン
3.10未満
BIOSバージョン
3.10以降
DL360 Gen10 Plus
DL380 Gen10 Plus
CVE-2021-38575
CVE-2022-36763
CVE-2022-36764
CVE-2023-45853
BIOSバージョン
2.00未満
BIOSバージョン
2.00以降
DL20 Gen10 Plus,
ML30 Gen10 Plus
CVE-2021-38575
CVE-2022-36763
CVE-2022-36764
CVE-2023-45853
BIOSバージョン
2.00未満
BIOSバージョン
2.00以降
DL320 Gen11,
DL360 Gen11,
DL380 Gen11,
DL560 Gen11,
ML350 Gen11
CVE-2022-36763
CVE-2022-36764
CVE-2023-45853
BIOSバージョン
2.16未満
BIOSバージョン
2.16以降
日立高信頼サーバ
RV3000
A1 CVE-2021-38575
CVE-2022-36763
CVE-2022-36764
CVE-2023-45853
BIOSバージョン
3.10未満
BIOSバージョン
3.10以降
A2 CVE-2021-38575
CVE-2022-36763
Firmware Bundleバージョン
1.80.20未満
Firmware Bundleバージョン
1.80.20以降
*
上記のリンクのいずれかをクリックすると、Hitachi, Ltd.以外のWebサイトが表示されます。
Hitachiは、Hitachi外部のWebサイトの情報を管理しておらず、また、それらに関する責任も負いません。

3. 対策方法

対象のFirmwareを対策版Firmware以降のバージョンにアップデートしてください。対策版Firmwareは次の日立Webページよりダウンロードしてください。

4. お問い合わせ先

製品サポート窓口にお問い合わせください。

5. 更新来歴

2024年11月1日:RV3000 A2の情報を追加しました。

2024年8月2日:RV3000 A1の情報を追加しました。

2024年6月28日:DL20/ML30 Gen10の情報を更新しました。

2024年4月26日:このセキュリティ情報ページを新規作成および発信しました。

  • * 本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。