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Hitachi

ヘルスケアの新時代を切り拓く、
新たな手法があります。
人が解析するには何年もかかる大量のデータでも、
AIと一緒なら大丈夫です。
一日でも早く、健康な未来に近づくために
B3 Analytics を活用してみませんか。

B3 Analyticsを活用して、
バイオマーカーやリスク因子などを探索

B3 Analytics

B3 Analyticsの画面イメージ

日立独自の説明可能なAI「B3」(Black Box Breaker)を活用し、
医薬品の効果に影響を与える重要因子(バイオマーカー)や、リスク予測のための重要因子を探索します。
お客さまの環境にあるデータを活用し、お客さま自身によるデータドリブンな探索・解析業務が可能になります。

利用シーン

  • 新薬の開発に

    患者数の多い生活習慣病などのブロックバスター領域から、患者数の少ないアンメットメディカルニーズ領域に創薬ターゲットがシフトし、RWD/ゲノム・オミックスデータの活用が加速しています。高い予測性能が期待できるマルチバイオマーカーの探索が主流になっています。

  • 病気のリスク予測に

    自治体や保険会社で、日立独自の説明可能なAI「B3」を活用した生活習慣病リスクや要介護リスクの予測の取り組みが進んでいます。

B3 Analyticsの特長

医療データから、新たなバイオマーカー候補やリスク因子を
短時間・高精度に検出

「B3」は、人体の遺伝子情報や電子カルテなどの医療データから、医薬品の効果に関連する因子を抽出し、それらの因子を用いて簡便な数式を組み立てることで、医薬品の効果を表す指標であるバイオマーカー候補を自動生成します。新たなバイオマーカー候補を短時間で高精度に検出できることから、効果の高い医薬品の開発と、その開発期間の短縮に貢献します。

B3 Analytics Hitachi Digital Solution for Pharma ヘルスケアデータ解析プラットフォーム クラウドで利用可 サブスクリプション型のサービス 説明可能なAIがバイオマーカー候補を自動生成

バイオマーカーとは

バイオマーカーは、病気の診断、治療の効果、医薬品の効果の指標として、客観的に測定され、評価される特性を持ちます。近年、個別化医療の実現に向けて、さまざまな患者データの中からバイオマーカーを探索する研究が盛んに行われています。各種検査値やオミックス情報(生体を構成する分子の網羅的な情報)など、膨大なデータを組み合わせる必要があるため、バイオマーカーを人力で探索することが難しくなっています。

日立のAIはココがスゴイ!

「B3」は非線形な解析モデルをシンプルな線形モデルで表現することが可能なため、
「AIがなぜその答えを出したのか」を人が解釈しやすく、医療や創薬の現場での意思決定に有効です。

  • AIが導き出した結果を説明可能
    AIが導き出した答えについて「なぜその答えを出したのか」を説明できるといった特長があり、医療や創薬の現場での意思決定に有効です。
  • サンプルサイズが小さくてもOK
    症例数の少ないデータ、かつ、次元数が「数千〜数十万」と膨大な医療データでも、精度を保った解析が可能です。
  • 過学習を抑え汎化性能が高い
    小さな変動に左右されず全体の傾向をつかむ形で予測モデルを作成することで、予測性能が高くなります。
  • 非線形の予測が可能
    Deep Learning技術をベースとしており、単純に解けない非線形な問題に対しても精度良く予測が可能です。
  • 変数と演算子を組み合わせた
    新たな因子を探索
    BMI=体重÷身長²のような、アウトカムを精度よく予測できる新たな因子(変数と演算子の組み合わせ)を探索できます。
  • 受託解析とクラウド利用の2つの
    利用形態を用意
    オーダーメイドな対応が可能な受託解析に加え、お客さま自身でAIを利用できるクラウドサービスとしての提供も可能です。

B3 Analyticsの
ご利用イメージ

データのアップロード

B3で解析するために、お手持ちのデータをB3 Analytics環境にアップロードします。

解析実行

「重要因子探索(B3)」で解析することで、目的変数に影響を与える因子を探索できます。

解析結果の確認

解析結果としてモデルの基本情報、重要因子、クラスタリング結果などを確認できます。

解析結果のダウンロード

解析結果は、CSVファイルまたは画像形式でダウンロードして活用できます。

B3 Analyticsの活用事例

臨床研究・基礎研究領域において、バイオマーカー探索やリスク因子探索などの幅広い解析テーマで、ご活用いただいております。

  • 国立がん研究センター様との取り組み事例

    課題:免疫チェックポイント阻害剤の治療効果を高精度に予測可能なバイオマーカーを同定したい 貢献ポイント:奏効例と不応例の高精度なグループ分け、免疫チェックポイント阻害剤の治療効果を高精度に予測できる重要因子を特定 成果:免疫チェックポイント阻害剤の治療効果を95%以上の精度で予測できるバイオマーカーを同定
  • 東京大学様、協和キリン様との取り組み事例

    課題:糖尿病性腎臓病患者の臨床経過の予測のため、新たなバイオマーカーを探索したい 貢献ポイント:病態進展に寄与する複合マーカーを提示 成果:従来の統計的手法では特定できなかった潜在的なバイオマーカーを検出したことを示唆
  • 北海道国民健康保険団体連合会様との協創事例

    課題:保険制度間のつながりが十分ではなく、保健事業の継続性が途絶えてしまう 貢献ポイント:健康・医療データを集約して生活習慣病の発症傾向を分析 成果:地域特有の健康課題を年代や性別ごとに把握し、効果的かつ効率的に保健事業を推進

よくある質問

Q. 解析データが他社から見られることはありませんか?
A. お客さまごとに個別のクローズ環境を構築しますので、他社から見られることはありません。
Q. 手持ちのデータは、B3 Analyitcsに登録できる形に整形する必要がありますか?
A. B3 Analyticsに搭載している加工機能は、B3が扱う上での必要最低限になります。必要に応じてお手元で加工ください。
Q. 登録するデータはどういったファイル形式に対応していますか?
A. 現状、CSV形式のみになります。
Q. 解析結果はダウンロードできますか?
A. ダウンロード可能です。
Q. 利用料金はいくらですか?
A. 月額70万円からご利用いただけます。お客さまのご利用条件によって変わりますので個別にお問い合わせください。
Q. デモンストレーションをしていただくことは可能ですか?
A. 可能です。個別にお問い合わせください。
Q. B3 Analyticsの動作環境を教えてください。
A. PCのWebブラウザ上で動作します。(Google Chromeのみ動作保証対象)

体験サイトの
ご利用

B3 Analytics体験サイト:AIを用いた高度な解析技術を無料で体験 お申し込みはこちら

体験サイト(オープン環境)では、登録完了から30日間、B3 Analyticsをお試しいただけます。お気軽にお申し込みください。

無料トライアルの
お申し込み

プライベートな環境でのご利用を希望される場合は、無料トライアル(お客さまの専用環境を構築)もございます。
詳細はお問い合わせください。

リーフレット

リーフレット画像

B3 Analyticsを紹介するリーフレット(PDF形式)をダウンロードいただけます。

お問い合わせ

B3 Analyticsの活用方法のご相談、ご利用までのスケジュール、費用など、お気軽にお問い合わせください。