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HARCイベント出展レポート公開

ガートナー ITインフラストラクチャ、オペレーション & クラウド戦略コンファレンス(Gartner IOCS)に出展しました。

2024年12月3日(火)-5日(木) Gartner® ジャパン主催の本イベントに出展しました。その様子をご紹介いたします。

今回のコンファレンスはウェスティンホテル東京を会場とし、「次世代のI&O:未来への航路を切り拓く:“Available”,“Intelligent”,“Resilient”」と題し開催されました。


東京 恵比寿のウェスティンホテル東京にて開催

〜主催メッセージはこちら〜

産業革命に匹敵する時代の転換期においてGenAIが組織のほぼ全ての側面を変えつつある今、テクノロジ・プラットフォーム変革がすべての企業にとって極めて重要です。
I&OリーダーおよびITリーダーには、リスクを過度に恐れず、レジリエンス向上(“Resilient”)と価値創出のバランスを取り、プラットフォームへの進化を先導することが期待されています。
そのためには、未来の成功に直結する人材やスキルに投資し、それらをすぐに利用可能(“Available”)にする機動力が必要です。
また、インテリジェント(“Intelligent”)なテクノロジやプラットフォームを駆使するためのビジョンを描き、心新たに挑戦する機会が訪れています。そう、未来への航路を切り拓き、進むのはまさに今であり、そして、こうした取り組みをリードするのがI&O/ITリーダーなのです。

日立は、グローバルにお客さまの運用改革を支援していく中で培い・確立していったクラウド運用の継続改善を実現するHitachi Application Reliability Centers(HARC)を中心に出展しました。

トヨタ自動車×オリックス銀行の現場ITリーダーと深堀る−システム運用者からサービス提供者へ

コンファレンス2日目に講演を実施。今回は、ゲストスピーカーとして、HARCユーザーであるトヨタ自動車株式会社 情報通信基盤開発部グループ長の藤原 亮太郎氏と、オリックス銀行株式会社 システム第二部 CX基盤開発チーム長の橋 裕樹氏のお二人に、クラウド&デジタルマネージドサービス部の酒井 宏昌とともに登壇いただき、各社のクラウド運用の取り組みと運用における課題感、HARCを採用した理由や考えについてご紹介いただきました。

さらに、後半のディスカッションでは現在進行中のプロジェクトの中で、実際にHARCを使ってみてどのような感想を持たれているのか、期待とのギャップなどを語っていただくとともに、これからますます勢いが増していく生成AIについてクラウド運用面で期待することなどを語っていただきました。会場は、最後列の席まで埋まり160名近くのお客さまにご参加いただきました。


講演の様子


満席となり盛況な会場

【ディスカッショントーク内容をチラ見せ】

トヨタ自動車の藤原氏からは、HARCによる今回のアセスメント結果について、「これまで課題意識を持っていなかったところも見えてきたので、そこに今後どのような改善がなされて効果が出てくるのかワクワクしています。」との感想を正直に語ってくださいました。

また、オリックス銀行の橋氏は、普段お付き合いのない日立を選んだ理由として、第三者である日立であればフラットに評価してもらえることを期待していたこと、さらに、アセスメントの評価結果が想定より良かったら、改善を一緒にやるのを実は断るつもりだったとの裏話も披露。

これに対して藤原氏からは、アセスメントだけの依頼だと、「対策は考えますので、実行はご自身でどうぞ」となるパターンが多いので、日立側も自分事としてしっかり取り組んでほしいという強い思いで、マネージドまでの実施を決定したことなどを語っていただきました。
また、日立へのリクエストとして、日本での運用水準をベストプラクティスにして、それをグローバルに展開することでガバナンスをきかせていくということをやっていきたい、とのお話もあり、もともとグローバルでの実績があるHARCによる運用改善への今後の展望を語っていただきました。

変わって生成AIに関する話題では、人材不足による、個々人に依存した運用ノウハウの欠如やスキルの空洞化を補うために生成AIを活用できればなどの、期待の声があがりました。


講演が無事に終わり笑顔を見せる講師陣

シアター:クラウド運用の変革に挑む―日立の伴走型支援とは


シアターセッションの様子

今年初めての試みとしてシアターセッションにもエントリーしました。
シアターセッションとは展示エリアの一角に設置されたシアターで行う15分のミニセッションでお客さまにはヘッドフォンが配布されます。

コンファレンス3日目のお昼に開催されたミニセッションでは、HARCのサービス概要や特長などをクラウド&デジタルマネージドサービス部の大野 由理がお伝えしました。お昼時にもかかわらず立ち見も出るほどの盛況ぶりで、講演後に大野の元に足を運んでくださった方からは、「これからクラウドにシステム構築をするのでアセスメント対象がないのですが、支援可能ですか」などのご相談があり、関心の高いお客さまも多くいらっしゃいました。

お客さまの声を聴くために

3日間のコンファレンスにおいて日立の運用改革スペシャリスト集団チームHARCは展示コーナー及びネットワーキングでさまざまなお客さまと会話させていただきました。
展示では、お客さまの運用改善を伴走するHARCのコンセプトイメージとして、雪山を登る登山者と登山者をサポートするシェルパを用いたデザインを壁面全体に掲載し、ディスプレイではお客さまと一緒に何をめざしているのかをコンセプト動画でご紹介しました。
ご来場いただいたお客さまには、今までの導入の実例のご説明や、お客さまごとの課題にあったユースケースなどついて一緒に共有することができました。
ネットワーキングではお客さまやGartnerのアナリストの方々と幅広く、また少し踏み込んだ話なども共有でき、運用をお客さまと一緒に変えていきたい!と決意した3日間でした。

多くのお客さまに立ち寄っていただきました!

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所属・役職等はすべて取材日時点のものです。

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